バフェット部-東大卒商社マンが理論株価を全力分析!

全ての株式投資家に通ずる永遠の問い、「なにをいつ買うか?」に徹底的に向き合うサイト!M&Aを手掛ける東大卒現役商社マン(証券アナリスト資格有)が理論株価を全力分析し、「割安価格」の正体を突き止める!

【Google】インターネット界を牛耳る巨人の理論株価は?

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こんにちは!
バフェット部のりろんかぶおです!

このブログではあらゆる企業の財務分析及び理論株価を広く共有し、
「どの銘柄を、いつ買えばいいのか?」の判断材料の一つとしていただくことを目的としております!

今回の銘柄は、検索エンジンとして知らない人はいないであろう

Google

です!

Googleは1998年に設立されたインターネットサービス企業で、
現在の時価総額ランキングはアップルに次いで世界2位です。

Googleの共同創業者であるラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンは、
スタンフォード大学博士課程在籍中、に共同で検索エンジンに関する論文を書き、
それをサービス化することを目的としてGoogleを設立しました。

そのような経緯もあり、Googleは検索エンジンにものすごい力を入れており、
ユーザーが探し求めている情報を的確に提供することに莫大な労力を費やしてきました。

だからこそ、検索で何か探す時はどうしてもGoogleを使う人が多いのではないでしょうか?
「ググる」や「グーグル先生」という言葉があるのも、Googleの検索技術の裏付けがあります。

そんなGoogleの直近10年間の株価推移は以下の通り(Yahooファイナンス抜粋)。
kabuka-2016-GOOGL.png

今回も以下の順でGoogle株を分析していきます。

目次
1. 財務分析
2. 理論株価
3. 結論
4. NYダウ銘柄以外理論株価一覧






1.財務分析
(1)売上高・純利益推移


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Googleが有名になってから、もう10年以上たつと思いますが、
未だに売上・純利益はぐんぐん伸びておりますね。

これは単純にGoogleサービスのユーザー数増加に伴う広告収入が増えている為です。
インターネットの普及が発展途上の地域もまだありますので、今後も売上を拡大できる余地はまだまだありそうです。

次に売上高構成比率を見てみましょう。
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各構成要素の具体例は以下の通りです。

Googleサービス: 検索エンジン、Google Map、Gmail、Youtube
第三者サービス: Google AdSense等(例えばブログ等第三者のメディアにGoogleの広告を張り付けてもらうもの)
その他: アプリ販売、ライセンス収入、ハードウェア等

Googleは自身のサービスに広告を張り付けることで
広告収入を得るというビジネスモデルです。

売上の7割はGoogle自身のサービス経由での広告収入となっております。
確かにGoogleで検索すると、検索結果の上から2~3個は広告だったりしますよね。

確かな技術に裏付けされた検索エンジンゆえ、既に世界的にも強力なブランド力を有しており、
既存のユーザーを離さないだけでなく、今後も新たなユーザーを獲得し続けていくことでしょう!

次に地域別売上高を見ていきましょう!
uriagearea-2016-GOOGL.png

米国での売上げが半分を占めます。
Googleほど世界的企業でも売上の半分が米国というのは少し驚きです。

これは逆に、海外ではまだまだ伸びしろがあるということでもありますので、
今後も業績拡大余地はまだまだありそうですね。


(2)配当金・自社株買い推移


Googleは現時点で配当を出しておりません

Googleのような成長段階の企業では、稼いだお金を新規投資して事業拡大を優先するというのはので、
当分は株主還元はほとんどないかもしれませんね。

その分、業績拡大が株主の期待を上回ればさらに企業価値を増加させ、
株主としてメリットを享受できるでしょう!


2.理論株価


それでは、お待ちかねの理論株価です!

理論株価の計算には、
M&Aのファイナンシャルアドバイザーなどがメインで使用するDiscounted Cash Flow(DCF法)を使います。

Googleの過去3年間のフリーキャッシュフローの平均が、
今後も永久に続くと仮定した場合、
DCF法による理論株価は、










なんと

378ドルとなります!!(2017年10月15日現在1,007.87ドル)

※1 DCF法の概要説明はこちら!

※2 リンク先記事と本記事の理論株価が異なるのは計算前提が異なるためです。リンク記事では、2016年時点のフリーキャッシュフローが今後永久に2%ずつ成長していく前提で計算しておりますが、今回は本サイトで他銘柄にも適用している保守的な計算前提(直近3年間のフリーキャッシュフロー平均、成長率0%)を使っております。

FANG銘柄を買ってはいけない理由

これが適正株価だとすると、
現在の株価は167%割高ということになります。。

但し、上記※2の通り、理論株価の計算前提はかなり保守的な前提を使っておりますので、
今後も順調に成長していくであろうことも加味すると、理論株価はもっと大きくなります。


3.結論


・Googleは確かな技術に裏付けされた検索エンジンを中心として、オンライン広告ビジネスを展開

・2016年は売上90,272百万ドル、純利益19,478百万ドル。

・成長フェーズゆえ配当はゼロ。

・理論株価は378ドル(2017年10月15日現在1,007.87ドル)で167%割高。。但し、Googleの成長を織り込むと理論株価はもっと高くなるはず。

とてもインターネットサービスの中では絶大なるブランド力を構築しておりますので、
割安感が出てきたら買いたい銘柄ですね♪


4. NYダウ銘柄以外理論株価一覧

(NYダウ銘柄の理論株価一覧表最新版はこちら!
スマホで御閲覧の方はトップ画面から最新記事をクリックいただき最下段ご参照ください)






Untitled spreadsheet
企業名
※企業名クリックで
財務分析が見れます
理論株価
(ドル)
連続増配
(5年以上のみ)
最新決算年
純利益
(百万ドル)

Wels Fargo 55 6年 21,938
AT&T 50 33年 12,976
Phillips 66 32 5年 1,555
Google 378 - 19,478


以上

りろんかぶお

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※当ブログで紹介する理論株価は、いくつかの前提条件をりろんかぶおが独自に設定している為、その前提条件次第では計算結果が異なってきます。また当ブログは、投資に関する情報を掲載していますが、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。また、読者が当ブログの情報を用いて行う投資判断の一切について責任を負うものではありません。



[ 2017/10/15 14:06 ] 5.理論株価&財務分析 | TB(-) | CM(2)
>今回は本サイトで他銘柄にも適用している保守的な計算前提(直近3年間のフリーキャッシュフロー平均、成長率0%)を使っております。

これって、「PERだけ見てりゃOK」て話でない?
理論株価と呼べるようなシロモノなのか・・・?
[ 2017/10/16 11:28 ] [ 編集 ]
Re: タイトルなし
ご連絡ありがとうございます。
株価のバリュエーション評価においてPERとDCF法による理論株価は全くの別物です。

PERは会計上の利益の何倍が時価総額になっているか(=1株利益の何倍が株価になっているか)というものですが、
DCF法では将来のフリーキャッシュフロー(税後営業利益 + 減価償却費 + 運転資金増減 ー 設備投資額)を現在価値に割り引いたものの積上げになります。
詳しくはこちらご参照ください。
http://buffettbu.blog.fc2.com/blog-entry-26.html

DCF法では将来のキャッシュフローをどの程度見込むかによって計算結果は異なるのですが、本サイトでは直近3年間のフリーキャッシュフロー平均が半永久的に続く場合を想定して計算しております。

ご質問の意図に沿う回答になっているかわかりませんが、不明点ございましたらご連絡ください。

> >今回は本サイトで他銘柄にも適用している保守的な計算前提(直近3年間のフリーキャッシュフロー平均、成長率0%)を使っております。
>
> これって、「PERだけ見てりゃOK」て話でない?
> 理論株価と呼べるようなシロモノなのか・・・?
[ 2017/10/17 22:31 ] [ 編集 ]
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プロフィール

りろんかぶお

Author:りろんかぶお
【名前】:りろんかぶお
【出身】:千葉
【性格】:感情の起伏ゼロ。声低め。
【学歴】:東京大学大学院卒
【職業】:総合商社(M&A等)
【資格】:証券アナリスト
【趣味】:投資・麻雀・ランニング
【目標】:1億円を貯めて配当生活
【投資方針】:米国連続増配銘柄への長期投資
【投資デビュー】:大学3年生(小遣い稼ぎのつもりがぼろ負け。。)

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