バフェット部-東大卒商社マンが理論株価を全力分析!

全ての株式投資家に通ずる永遠の問い、「なにをいつ買うか?」に徹底的に向き合うサイト!M&Aを手掛ける東大卒現役商社マン(証券アナリスト資格有)が理論株価を全力分析し、「割安価格」の正体を突き止める!

【マクドナルド】 誰もが知っているハンバーガー屋の理論株価は?(2017年)

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こんにちは!
バフェット部のりろんかぶおです!

このブログではあらゆる企業の理論株価を広く共有し、
皆様の株式投資の判断材料の一つとしていただくことを目的としております!

今回の銘柄は、世界で最も有名な企業の一つといっても過言ではない

マクドナルド

です!

ハンバーガー屋さんがマイクロソフトやエクソンモービル等が名を連ねるNYダウの一つに数えられているのってすごいですよね。。

マクドナルドの過去10年間の株価推移は以下の通り(Yahooファイナンス抜粋)。
kabuka-MCD-2018

70年以上の歴史を持つ老舗企業ですが、今でも株価がぐんぐん上がり続けております
恐るべし。

今回も以下の順でマクドナルド株を分析していきます。

目次
1. 財務分析
2. 配当及び自社株買い
3. 理論株価
4. 結論






1.財務分析


uriage-MCD-2018.png

純利益は約5,000百万ドル程で安定していますが、売上高は減少傾向にありますね。

これはマクドナルドの二つのビジネスモデルの比率が
近年大幅に変わってきていることが原因です。

まずは、マクドナルドのビジネスモデルについて説明します。
以下の通り、マクドナルドには大きく二つのビジネスモデルが存在します。

1. 直営店舗収入
マクドナルドが直接経営を行う店舗からの収入。

2. フランチャイズ収入
1). マクドナルドが保有する土地や店舗、設備などをフランチャイズ主に貸し、フランチャイズ主から賃貸収入及びロイヤルティー収入を得る。
2). フランチャイズ主にマクドナルドのブランド及び商売のノウハウのみを貸し、ロイヤルティー収入を得る。
3). 海外にマクドナルドの関係会社を作り、同関係会社への出資分に応じた収入を得る。(日本マクドナルドはここに分類される)

2017年末時点でフランチャイズの店舗数が9割以上を占めているのですが、
近年フランチャイズ化を更に加速させており、
長期的にはフランチャイズ店を全体の95%迄引き上げようとしております。

フランチャイズ店の場合、直営店と違って店舗自体の売上高がマクドナルドの売上となるわけではないので、フランチャイズ化に伴い売上高は下がってきているものの、利益水準は維持しているということが起こっております。

次に売上高の構成比率を見ていきましょう。
uriagekousei-MCD-2018.png

既にフランチャイズ店舗が9割以上を占めているのに対して、
売上高比率でみると直営店の方がやや上回っておりますね。

これは上述の通り、売上高の観点で見るとフランチャイズは直営店に劣ってしまうためです。

但し、直営店での売上高の内約1割未満しか利益にならないのに対し、
フランチャイズ店では8割が利益になります。

利益の観点で見るとやはり圧倒的にフランチャイズ店からの収入で儲けていることになります。

次に地域別売上高を見てみましょう。
uriagearea-MCD-2018.png

さすが超グローバル企業!全世界でまんべんなく儲けておりますね。
こういう安価な食品を売りにしている企業は、今後途上国にもどんどん進出していくでしょうし、まだまだ伸びしろはありそうです。


2.配当及び自社株買い

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配当利回りは、2018年10月5日現在で

2.31%! (いまいち!)

配当利回りは高くはありませんが、なんといってもマクドナルドは42年連続増配中!!

更に、マクドナルドは大量の自社株買いを行う会社で、自社株買い+配当で構成される、株主総還元利回りはなんと 5.87%(2018年10月5日時点)!!

ここ最近株価が上昇しているのは自社株買いの影響も大きそうです。


3.理論株価


それでは、お待ちかねの理論株価です!

理論株価の計算には、
M&Aのファイナンシャルアドバイザーなどがメインで使用するDiscounted Cash Flow(DCF法)を使います。

マクドナルドの過去3年のフリーキャッシュフローの平均が、
今後も永久に続くと仮定した場合、
DCF法による理論株価は、










なんと

97ドルとなります!!
(2018年10月5日現在165.80ドル)

これが適正株価だとすると、現在の株価は71%割高ということになります。。


4. 結論


・現在フランチャイズ化を加速させており、売上高減少中なるも利益は約5000百万ドル程で安定

・配当利回りは2.31%, 株主総還元利回りは5.87%(共に2018年10月5日時点)、42年連続増配銘柄

・理論株価は97ドルで、現在の株価は理論株価よりも71%割高(2018年10月5日現在165.80ドル)

ビジネスモデルが非常にシンプルで今後も成長性が期待できるので、株価が割安になるのを願うばかりです♪

NYダウ銘柄理論株価一覧はこちらご参照ください!

以上

りろんかぶお

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※当ブログで紹介する理論株価は、いくつかの前提条件をりろんかぶおが独自に設定している為、その前提条件次第では計算結果が異なってきます。また当ブログは、投資に関する情報を掲載していますが、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。また、読者が当ブログの情報を用いて行う投資判断の一切について責任を負うものではありません。

[ 2018/10/05 18:07 ] 5.理論株価&財務分析 | TB(-) | CM(0)
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プロフィール

りろんかぶお

Author:りろんかぶお
【名前】:りろんかぶお
【出身】:千葉
【性格】:感情の起伏ゼロ。声低め。
【学歴】:東京大学大学院卒
【職業】:総合商社(M&A等)
【資格】:証券アナリスト
【趣味】:投資・麻雀・ランニング
【目標】:1億円を貯めて配当生活
【投資方針】:米国連続増配銘柄への長期投資
【投資デビュー】:大学3年生(小遣い稼ぎのつもりがぼろ負け。。)

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