バフェット部-東大卒商社マンが理論株価を全力分析!

全ての株式投資家に通ずる永遠の問い、「なにをいつ買うか?」に徹底的に向き合うサイト!M&Aを手掛ける東大卒現役商社マン(証券アナリスト資格有)が理論株価を全力分析し、「割安価格」の正体を突き止める!

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NYダウ 研究開発費が多い企業ランキング

研究開発費が多い企業


こんにちは!
バフェット部のりろんかぶおです!

バフェットは株主宛の手紙の中で以下のように述べたことがあります。


成長に大量の資本を必要とするビジネスと、
成長に資本を必要としないビジネスとでは、
天と地ほどの差が存在する。



バフェットは成長に大量の資本を必要とするビジネスでは、
競争力を維持するために多額の資本を投入し続けていく必要があり、
永続するビジネスとは考えにくいと述べております。

このような企業は稼いだキャッシュのほとんどを新たな投資に費やす一方、
成長に大量の資本が不要なビジネス(競争力が設備投資額や研究開発費に依存しないビジネス)では、
稼いだキャッシュの大半を配当や自社株買いにまわすことができるので、
株主は永続的に恩恵を受けることができます。

そこで今回はNYダウ銘柄の中で、売上総利益対比で研究開発費が多い企業ランキングを調べてみました!
(直近(2016年 or 2017年)の決算書を参考)

研究開発費が多い企業はバフェット的に言うと、永続するビジネスではないということになります。

<研究開発費が多い企業ランキング>

※企業名をクリックすれば企業分析が見れます。

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NYダウ銘柄
企業名
※カッコ内はS&P格付け
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売上総利益
(百万ドル)
研究開発費
(百万ドル)
研究開発費
÷
売上総利益

Merk (AA) 25,916 10,124 39%
Intel (A+) 36,191 12,740 35%
Boeing (A) 13,781 4,627 34%
Microsoft (AAA) 55,689 13,037 23%
Cisco Systems (AA-) 30,224 6,059 20%
Pfizer (AA) 40,495 7,872 19%
Caterpillar (A) 10,228 1,951 19%
Johnson & Johnson (AAA) 50,205 9,095 18%
DowDuPont (-) 10,517 1,584 15%
United Technologies (A-) 15,784 2,337 15%
Apple (AA+) 84,263 10,045 12%
3M (AA-) 15,069 1,735 12%
IBM (AA-) 38,294 4,120 11%
JP Morgan Chase (-) 95,668 0 0%
Travelers (-) 27,625 0 0%
American Express (BBB+) 32,119 0 0%
Chevron (AA-) 34,883 0 0%
Coca Cola (AA-) 25,398 0 0%
Exxon Mobil (AA+) 68,906 0 0%
GE (AA-) 36,210 0 0%
Goldman Sachs (A+) 30,608 0 0%
Home Depot (A) 32,313 0 0%
McDonald (BBB+) 10,205 0 0%
Nike (AA-) 15,312 0 0%
P&G (AA-) 32,523 0 0%
United Health (A+) 43,386 0 0%
Verizon (BBB+) 74,556 0 0%
Visa (A+) 12,318 0 0%
Walmart (AA) 124,617 0 0%
Walt Disney (A) 25,639 0 0%





(単位:億円)



武田薬品 11,733 3,123 27%


研究開発費に多額のお金を使っているのは、
医薬品、IT、重工業、化学品関連の企業群ですね。

一般的に、研究開発でその企業独自の技術を開発できれば
他社との差別化となり競争力の源泉ともなりますが、
バフェットに言わせればコカ・コーラやアメックスなどのように競争力の源泉がブランド力=顧客からの信頼
であるビジネスの方が優れているということのようです。

バフェットは1950年代から90年代まで10年ごとに最も価値ある企業10社を検討し、その際に

「何がビジネスに競争力の面で永続する強みをもたらすのか?会社はなにによって優位に立つのか?」

を検討し続けてきており、現時点での答えが上述のようなバフェットの考えになっているようです。

上記の問いは長期投資家として、自分の頭でも考えていく必要がありそうです。

以上

りろんかぶお

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(ドル)
(2017/10/28)
割安度
割高度
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(5年以上のみ)
時価総額
(百万ドル)
(2017/10/28)
最新決算年
純利益
(百万ドル)
実績PER
Apple (AA+) 138 163.05 18%  高 5年 842,190 45,687 18.43
Microsoft (AAA) 36 83.81 133%  高 15年 607,667 21,204 28.66
Johnson & Johnson (AAA) 104 141.78 36%  高 54年 380,537 16,540 23.01
Exxon Mobil (AA+) 36 83.71 133%  高 34年 354,688 7,840 45.24
JP Morgan Chase (-) 79 101.77 29%  高 6年 353,111 24,733 14.28
Walmart (AA) 122 88.17 -28%  安 44年 263,382 13,643 19.31
Visa (A+) 42 109.71 161%  高 10年 249,746 6,699 37.28
P&G (AA-) 77 87.04 13%  高 61年 220,817 15,326 14.41
Chevron (AA-) (※1) 113.54 - 29年 215,159 -497 NA
Pfizer (AA) 36 35.60 -1%  安 7年 211,726 7,215 29.35
Intel (A+) 35 44.40 27%  高 207,792 10,316 20.14
United Health (A+) 136 212.60 56%  高 7年 205,554 7,017 29.29
Verizon (BBB+) 56 48.87 -13%  安 12年 199,362 13,608 14.65
Home Depot (A) 68 167.34 146%  高 7年 197,263 7,957 24.79
Coca Cola (AA-) 33 46.07 40%  高 54年 196,289 6,527 30.07
GE (AA-) 16 20.79 30%  高 179,999 8,831 20.38
Cisco Systems (AA-) 42 34.43 -18%  安 6年 170,490 9,609 17.74
DowDuPont (-) (※2) 72.54 - - 169,451 - -
Merk (AA) 55 58.24 6%  高 6年 158,841 3,920 40.52
Boeing (A) 155 256.46 65%  高 6年 152,742 4,895 31.20
Walt Disney (A) 51 98.31 93%  高 151,740 9,391 16.16
IBM (AA-) 213 153.68 -28%  安 21年 142,308 11,872 11.99
3M (AA-) 107 234.74 119%  高 58年 139,813 5,050 27.69
McDonald (BBB+) 74 165.39 124%  高 41年 133,965 4,687 28.58
United Technologies (A-) 55 119.07 116%  高 23年 95,084 5,055 18.81
Goldman Sachs (A+) 241 241.71 0%  高 6年 93,512 7,398 12.64
Nike (AA-) 34 55.96 65%  高 15年 91,300 4,240 21.53
American Express (BBB+) 73 95.79 31%  高 5年 83,145 5,408 15.37
Caterpillar (A) 49 137.81 181%  高 23年 81,442 -67 NA
Travelers (-) 192 131.06 -32%  安 12年 35,871 3,014 11.90
(※1)シェブロンは過去対象期間のフリーキャッシュフローがマイナスの為理論株価計算不可
(※2)ダウデュポンは2017年9月設立のため理論株価計算不可










NYダウ平均株価 17,019.30 23,434.19 38%  高 - 6,584,986 287,118 22.93
(※)シェブロン及びダウデュポンは現在株価を使用。


※当ブログで紹介する理論株価は、いくつかの前提条件をりろんかぶおが独自に設定している為、その前提条件次第では計算結果が異なってきます。また当ブログは、投資に関する情報を掲載していますが、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。また、読者が当ブログの情報を用いて行う投資判断の一切について責任を負うものではありません。




[ 2017/10/29 08:58 ] 6.NYダウ なんでもランキング | TB(-) | CM(0)

集中投資 vs 分散投資~バフェットの教え~

集中投資 vs 分散投資


こんにちは!
バフェット部のりろんかぶおです!

資産運用の世界で一般的に良しとされる投資方法の一つに分散投資があります。リスクを分散できるからですね。
「卵は一つの籠に盛るな」という格言と共に広く言い伝えられる投資方法です。

これには投資対象の分散と投資タイミングの分散がありますが、
具体的に言うとS&P500やNYダウへのドルコスト平均法による投資が
それに当たります。

一方で、世界一の投資家であるウォーレンバフェットは分散投資の考え方には
賛成しておらず、むしろ少数銘柄への集中投資を進めております。

「もしあなたが企業の経済状態を理解し、相応の値付けがされている重要な長期的競争力を有する企業を5~10社ほど見つけられる「物のわかった」投資家なら、ありきたりの分散は勧められません。単に収益結果にダメージを与え、リスクを増やすことになりかねないからです。」

例えばバフェットが伝説の投資家として既に有名であった1988年、
ポートフォリオは以下の通りでした。

Capital Cities/ABC, Inc.:35.6%
GEICO:27.8%
Coca-Cola:20.7%
Washinton Post:11.9%
FHLM:4.0%

時価総額合計:3,053百万ドル

なんと5銘柄に集中投資していたのです。

バフェットはこうも語ります。

「ポートフォリオを分散させる必要があるのは、企業の経済的な状態を理解していないにも関わらず、投資家がその企業をアメリカ産業の長期的な盟主になると信じているような場合です。」

多くの投資家は、投資判断をするときに過去のチャートの動きやPERなどに基づいて投資してしまいがちですが、
本質的なビジネスを理解していないので何がリスクであるかわかりません。

そうするとリスクを分散させるためには、投資対象を分散させることが最も有効な手段となります。

一方、投資対象のビジネスを理解し、そのリスクも理解している場合、
やみくもに分散投資してリスクが高いかもしれない企業を保有するよりも、
リスクが小さいとわかっている企業に集中投資する方がよっぽどリスクが低いということです。

りろんかぶおは勤務先の商社で事業投資を担当しておりますが、
事業投資において最も重要なことはリスクの見極めです。

リスクを正確に見極めることができないと、誤った投資判断をしてしまったり投資金額を誤り
リスクが顕在化した時に収益性を著しく損なうからです。

リスクの見極めに必要なことは事業構造をしっかりと理解することです。

「投資」の世界では、事業投資でも株式投資でも本質は一緒だなと思う次第です。



上述のことをまとめると、

もしあなたが平均的なリターンを上回る運用成績を上げたいのであれば、

投資対象のビジネスを理解しリスクを見極め、最も素晴らしいと思ういくつかの銘柄に集中投資すること

が必要になってくるといえます。

りろんかぶおも、この点はまだまだですので共に頑張っていきましょう!

以下記事でもバフェットの投資戦略を分析しながら、ビジネスを理解することの重要性をまとめております。

バフェットの4つの投資戦略に学ぶ!~「事業内容を理解できる企業」~

以上

りろんかぶお

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純利益
(百万ドル)
実績PER
Apple (AA+) 138 163.05 18%  高 5年 842,190 45,687 18.43
Microsoft (AAA) 36 83.81 133%  高 15年 607,667 21,204 28.66
Johnson & Johnson (AAA) 104 141.78 36%  高 54年 380,537 16,540 23.01
Exxon Mobil (AA+) 36 83.71 133%  高 34年 354,688 7,840 45.24
JP Morgan Chase (-) 79 101.77 29%  高 6年 353,111 24,733 14.28
Walmart (AA) 122 88.17 -28%  安 44年 263,382 13,643 19.31
Visa (A+) 42 109.71 161%  高 10年 249,746 6,699 37.28
P&G (AA-) 77 87.04 13%  高 61年 220,817 15,326 14.41
Chevron (AA-) (※1) 113.54 - 29年 215,159 -497 NA
Pfizer (AA) 36 35.60 -1%  安 7年 211,726 7,215 29.35
Intel (A+) 35 44.40 27%  高 207,792 10,316 20.14
United Health (A+) 136 212.60 56%  高 7年 205,554 7,017 29.29
Verizon (BBB+) 56 48.87 -13%  安 12年 199,362 13,608 14.65
Home Depot (A) 68 167.34 146%  高 7年 197,263 7,957 24.79
Coca Cola (AA-) 33 46.07 40%  高 54年 196,289 6,527 30.07
GE (AA-) 16 20.79 30%  高 179,999 8,831 20.38
Cisco Systems (AA-) 42 34.43 -18%  安 6年 170,490 9,609 17.74
DowDuPont (-) (※2) 72.54 - - 169,451 - -
Merk (AA) 55 58.24 6%  高 6年 158,841 3,920 40.52
Boeing (A) 155 256.46 65%  高 6年 152,742 4,895 31.20
Walt Disney (A) 51 98.31 93%  高 151,740 9,391 16.16
IBM (AA-) 213 153.68 -28%  安 21年 142,308 11,872 11.99
3M (AA-) 107 234.74 119%  高 58年 139,813 5,050 27.69
McDonald (BBB+) 74 165.39 124%  高 41年 133,965 4,687 28.58
United Technologies (A-) 55 119.07 116%  高 23年 95,084 5,055 18.81
Goldman Sachs (A+) 241 241.71 0%  高 6年 93,512 7,398 12.64
Nike (AA-) 34 55.96 65%  高 15年 91,300 4,240 21.53
American Express (BBB+) 73 95.79 31%  高 5年 83,145 5,408 15.37
Caterpillar (A) 49 137.81 181%  高 23年 81,442 -67 NA
Travelers (-) 192 131.06 -32%  安 12年 35,871 3,014 11.90
(※1)シェブロンは過去対象期間のフリーキャッシュフローがマイナスの為理論株価計算不可
(※2)ダウデュポンは2017年9月設立のため理論株価計算不可










NYダウ平均株価 17,019.30 23,434.19 38%  高 - 6,584,986 287,118 22.93
(※)シェブロン及びダウデュポンは現在株価を使用。


※当ブログで紹介する理論株価は、いくつかの前提条件をりろんかぶおが独自に設定している為、その前提条件次第では計算結果が異なってきます。また当ブログは、投資に関する情報を掲載していますが、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。また、読者が当ブログの情報を用いて行う投資判断の一切について責任を負うものではありません。




[ 2017/10/28 09:18 ] 8.バフェットの投資哲学に学ぶ | TB(-) | CM(0)

【VISA】 クレジットカード業界を牛耳る企業の理論株価は?(2017年)

rogo-V-2016.png


こんにちは!
バフェット部のりろんかぶおです!

このブログではあらゆる企業の財務分析及び理論株価を広く共有し、
「どの銘柄を、いつ買えばいいのか?」の判断材料の一つとしていただくことを目的としております!

今回の銘柄はクレジットカードで知らない人はいない

VISA

です!

クレジットカードを選ぶなら、なんといっても世界中どこでも使えるVISAを選びますよね?

このようなユーザー心理がVISAの強力なブランドを作り出しており、
とてつもない競争力をもたらしています。

VISAは、バフェットの好きな深い「堀」をもった盤石な企業の一つといえると思います!

VISAの株価推移は以下の通り(Yahooファイナンス抜粋)。

kabuka-V-2017.png

今回も以下の順でVISA株を分析していきます。

目次
1. 財務分析
2. 理論株価
3. 結論
4. NYダウ銘柄理論株価一覧






1.財務分析
(1)売上高・純利益推移


uriage-2017-V.png

VISAはすでに世界中で誰もが使うような企業ですが、
株価と同じく売り上げも右肩上がりです。

2017年も取扱高増が売上高を押し上げております。

アメリカでのクレジットカード社会(現金不要社会)を体験すると、
日本でもまだまだクレジットカードの利用は増える余地があると思いますし、
世界を見渡せば潜在需要はまだまだ計り知れないほどあると思われます。

そしてVISAはクレジットカードの取扱高の約62%を占めます。(2016年 VISA Annual Report参照)
ほぼ独占状態ですね。

取扱高が今後も増えれば増える程、
独占状態のVISAは同じビジネスモデルを継続するだけでどんどん利益が増えていきます。

次に売上高の構成比率を見ていきましょう。
uriagekousei-2017-V.png

VISAは個人向けのカード発行及び、お店側への販促は下請け企業に外注しており、
基本的にはこれら下請け企業に対してクレジットカードを使うための機能を提供することで、
カード利用高に応じた収入を得ております。
(これがメインの収入となるService RevenueとData Processing)

一方でAmerican Expressなどはカード発行、お店側への販促なども自社で行い、
収入源はカード利用高に応じたお店からDiscount Feeとなります。

つまりVISAとAmerican Expressでは収入をもらう相手が違いビジネスモデルが異なります。


次に地域別総取扱高を見てみましょう。
uriagearea-2017-V.png

全世界で幅広く使われていることがわかります。
グローバルでも確固とした地位を確立していますね。


(2)配当金・自社株買い推移

haito-2017-V.png

配当利回りは、2017年10月27日現在で

0.73%!(低い。。)

VISAは10年連続で増配中なので、決して配当をおろそかにしている企業ではありませんが、
急激に株価が増加してきているので、配当がそれに追いついていない印象です。

一方で、VISAは自社株買いをたくさん行っている企業です。
配当と自社株買いを合わせた株主還元総額の利回りは3.68%となり、魅力的な株主還元を行っていることがわかります!

どうしても配当に目が行きがちですが、
自社株買いもしっかり見ていく必要があります。


2.理論株価


それでは、お待ちかねの理論株価です!

理論株価の計算には、
M&Aのファイナンシャルアドバイザーなどがメインで使用するDiscounted Cash Flow(DCF法)を使います。

VISAの過去3年間のフリーキャッシュフローの平均が、
今後も永久に続くと仮定した場合、
DCF法による理論株価は、










なんと

42ドルとなります!!(2017年10月27日現在109.80ドル)

※ DCF法の概要説明はこちら!

これが適正株価だとすると、
現在の株価は161%割高ということになります。。

但し、VISAの将来は有望すぎるので、かなりの成長期待が株価に織り込まれていることは、
合理的とも言えます。


3.結論


・VISAは世界で強力なブランドを築いており、クレジットカード業界をほぼ独占状態。

・2017年は売上18,358百万ドル、純利益6,699百万ドル。

・10年連続増配、配当と自社株買いを合わせた株主還元総額の利回りは3.68%(2017年10月27日現在)。

・理論株価は42ドル(2017年10月27日現在109.80ドル)で161%割高。。但し、VISAの成長を織り込むと理論株価はもっと高くなるはず。

シンプルなビジネスモデルで、将来の明るい業界での独占企業なのでとても魅力的ですので、
株価がもっと下がった時に購入したいですね♪

以下の記事を見てもVISAの魅力がわかると思います。
NYダウの中でも最強銘柄の一つだと思います。

NYダウ銘柄営業利益率ランキング!営業利益率に見る優れたビジネス!

設備投資額が少ない企業ランキング~大量の資本が不要なビジネスがあなたを金持ちにする by バフェット~


4. NYダウ銘柄理論株価一覧

(一覧表は随時アップデート中!最新版はこちら!
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理論株価 現在株価
(ドル)
(2017/10/27)
割安度
割高度
連続増配
(5年以上のみ)
時価総額
(百万ドル)
(2017/10/27)
最新決算年
純利益
(百万ドル)
実績PER
Apple (AA+) 138 157.41 14%  高 5年 813,059 45,687 17.80
Microsoft (AAA) 36 78.76 119%  高 15年 607,667 21,204 28.66
Johnson & Johnson (AAA) 104 141.81 36%  高 54年 380,618 16,540 23.01
Exxon Mobil (AA+) 36 83.47 132%  高 34年 353,671 7,840 45.11
JP Morgan Chase (-) 79 101.74 29%  高 6年 353,007 24,733 14.27
Walmart (AA) 122 88.62 -27%  安 44年 264,726 13,643 19.40
Visa (A+) 42 109.80 161%  高 10年 249,746 6,699 37.28
Chevron (AA-) (※1) 118.44 - 29年 224,444 -497 NA
P&G (AA-) 77 87.50 14%  高 61年 221,984 15,326 14.48
Pfizer (AA) 36 35.74 -1%  安 7年 212,558 7,215 29.46
United Health (A+) 136 209.15 54%  高 7年 202,219 7,017 28.82
Verizon (BBB+) 56 48.89 -13%  安 12年 199,442 13,608 14.66
Home Depot (A) 68 167.65 147%  高 7年 197,629 7,957 24.84
Coca Cola (AA-) 33 46.23 40%  高 54年 197,185 6,527 30.21
Intel (A+) 35 41.35 18%  高 194,304 10,316 18.84
GE (AA-) 16 21.32 33%  高 184,587 8,831 20.90
DowDuPont (-) (※2) 73.05 - - 170,643 - -
Cisco Systems (AA-) 42 34.27 -18%  安 6年 169,698 9,609 17.66
Merk (AA) 55 61.99 13%  高 6年 169,069 3,920 43.13
Boeing (A) 155 259.27 67%  高 6年 154,416 4,895 31.55
Walt Disney (A) 51 98.56 93%  高 152,125 9,391 16.20
IBM (AA-) 213 153.60 -28%  安 21年 142,234 11,872 11.98
3M (AA-) 107 232.94 118%  高 58年 138,741 5,050 27.47
McDonald (BBB+) 74 164.01 122%  高 41年 132,848 4,687 28.34
United Technologies (A-) 55 119.93 118%  高 23年 95,770 5,055 18.95
Goldman Sachs (A+) 241 241.72 0%  高 6年 93,516 7,398 12.64
Nike (AA-) 34 56.81 67%  高 15年 92,687 4,240 21.86
American Express (BBB+) 73 95.69 31%  高 5年 83,059 5,408 15.36
Caterpillar (A) 49 136.94 179%  高 23年 80,928 -67 NA
Travelers (-) 192 131.94 -31%  安 12年 36,111 3,014 11.98
(※1)シェブロンは過去対象期間のフリーキャッシュフローがマイナスの為理論株価計算不可
(※2)ダウデュポンは2017年9月設立のため理論株価計算不可










NYダウ平均株価 16,335.64 23,400.86 43%  高 - 6,568,691 287,118 22.88
(※)シェブロン及びダウデュポンは現在株価を使用。


以上

りろんかぶお

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※当ブログで紹介する理論株価は、いくつかの前提条件をりろんかぶおが独自に設定している為、その前提条件次第では計算結果が異なってきます。また当ブログは、投資に関する情報を掲載していますが、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。また、読者が当ブログの情報を用いて行う投資判断の一切について責任を負うものではありません。




[ 2017/10/27 11:03 ] 5.理論株価&財務分析 | TB(-) | CM(0)

現在のマーケットは理解不能?~空売りの帝王が語る~

空売り王




「バリュー投資が今後も優れた投資方法であり続けるのか疑問を投げかけざるを得ない」



こんにちは!
バフェット部のりろんかぶおです!

冒頭のコメントは、リーマンショックを事前に見抜き空売りで大きな利益を得た
グリーンライトキャピタル率いるデイビッド・アイホーン氏の言葉です。
(投資家向けに書いた書簡(10月24日付)の抜粋)

グリーンライトキャピタルはこれまで、自社で算出する理論株価を基に割安株・割高株を特定して投資を行い、
大きな利益を得てきました。

バリュー投資というと割安株への投資と思ってしまいますが、
本来は「本質的な企業価値と市場価格との乖離に着目した投資」という意味で、
グリーンライトキャピタルでは本質的な企業価値と比較して割高な株への空売りを得意としております。

現在はアマゾンやテスラを割高と判断し空売りを仕掛けているようですが、
予想に反して株価が上昇を続けており
2017年9月迄の同社リターンは3.3%で、S&P 500の14.2%を大きく下回っています。


「現在の状況を顧みるに、マーケットは新たな枠組みを受け入れたのかもしれない。」


アイホーン氏は上記のようにも語っており、
割高水準でも全く調整が起こらない今のマーケットが
もはや今までの尺度では測れず理解不能であることを示唆しております。


「我々は、アマゾンが他社のビジネスモデルを破壊することが、アマゾン自身に収益をもたらすとは考えていない。しかしマーケットは今のところこのアイデアには賛成していないようだ」


2017年、アマゾンは29%、テスラは58%、株価が上昇しました。

2016年のアマゾンの純利益は3000億円に満たないのですが、
純利益2兆円を超えるバークシャーハサウェイやJPモルガンよりも、
アマゾンの方が時価総額が高いのです!!

テスラに至っては未だ赤字企業ですが、
一時期GMの時価総額を上回り米国自動車メーカーで時価総額トップにも躍り出ました。。

今後の成長期待があるとは言え、ちょっと異常な高さであることは誰が見てもわかります。

PERも米国株平均で20倍を少し超えるくらいですが、
アマゾンは200倍程に達しております。。

割高気配を察するプロでも今の相場は異常だと語っており、
30年前のブラックマンデーのように、何かの拍子で相場の急速な逆回転が起こってもおかしくありません。

また、近々次期FRB議長が発表されますが、
利上げ積極派のテイラー氏に指名されるとなると、株価は過剰に反応する恐れもあります。

NYダウは昨日久しぶりに大きく下げて112ドル安で終わりました。
今後の動向は要注視です。

こちらの記事もご参照。

果たして米国株は割高なのか?~NYダウの理論株価の観点から~

以上

りろんかぶお

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NYダウ銘柄
企業名(時価総額順)
※カッコ内はS&P格付け
※企業名クリックで
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理論株価 現在株価
(ドル)
(2017/10/26)
割安度
割高度
連続増配
(5年以上のみ)
時価総額
(百万ドル)
(2017/10/26)
最新決算年
純利益
(百万ドル)
実績PER
Apple (AA+) 138 156.41 13%  高 5年 807,893 45,687 17.68
Microsoft (AAA) 36 78.63 118%  高 15年 606,664 21,204 28.61
Johnson & Johnson (AAA) 104 142.36 37%  高 54年 382,094 16,540 23.10
Exxon Mobil (AA+) 36 83.17 131%  高 34年 352,400 7,840 44.95
JP Morgan Chase (-) 79 101.02 28%  高 6年 350,509 24,733 14.17
Walmart (AA) 122 88.48 -27%  安 44年 264,308 13,643 19.37
Visa (A+) 33 109.49 232%  高 9年 250,378 5,991 41.79
Chevron (AA-) (※1) 118.44 - 29年 224,444 -497 NA
P&G (AA-) 77 86.86 13%  高 61年 220,360 15,326 14.38
Pfizer (AA) 36 36.16 0%  高 7年 215,056 7,215 29.81
United Health (A+) 136 207.56 53%  高 7年 200,681 7,017 28.60
Verizon (BBB+) 56 48.64 -13%  安 12年 198,422 13,608 14.58
Coca Cola (AA-) 33 46.05 40%  高 54年 196,417 6,527 30.09
Home Depot (A) 68 166.07 144%  高 7年 195,766 7,957 24.60
Intel (A+) 35 40.78 17%  高 191,625 10,316 18.58
GE (AA-) 16 21.50 34%  高 186,146 8,831 21.08
Merk (AA) 55 62.45 14%  高 6年 170,323 3,920 43.45
Cisco Systems (AA-) 42 34.30 -18%  安 6年 169,852 9,609 17.68
DowDuPont (-) (※2) 71.09 - - 166,064 - -
Boeing (A) 155 258.42 67%  高 6年 152,748 4,895 31.20
Walt Disney (A) 51 97.80 92%  高 150,952 9,391 16.07
IBM (AA-) 213 153.50 -28%  安 21年 142,141 11,872 11.97
3M (AA-) 107 237.68 122%  高 58年 141,564 5,050 28.03
McDonald (BBB+) 74 163.58 121%  高 41年 132,499 4,687 28.27
United Technologies (A-) 55 118.99 116%  高 23年 95,020 5,055 18.80
Goldman Sachs (A+) 241 241.71 0%  高 6年 93,512 7,398 12.64
Nike (AA-) 34 54.94 62%  高 15年 89,636 4,240 21.14
American Express (BBB+) 73 93.53 28%  高 5年 81,184 5,408 15.01
Caterpillar (A) 49 136.84 179%  高 23年 80,869 -67 NA
Travelers (-) 192 131.78 -31%  安 12年 36,068 3,014 11.97
(※1)シェブロンは過去対象期間のフリーキャッシュフローがマイナスの為理論株価計算不可
(※2)ダウデュポンは2017年9月設立のため理論株価計算不可










NYダウ平均株価 16,710.62 23,329.46 40%  高 - 6,545,595 286,410 22.85
(※)シェブロン及びダウデュポンは現在株価を使用。


※当ブログで紹介する理論株価は、いくつかの前提条件をりろんかぶおが独自に設定している為、その前提条件次第では計算結果が異なってきます。また当ブログは、投資に関する情報を掲載していますが、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。また、読者が当ブログの情報を用いて行う投資判断の一切について責任を負うものではありません。




[ 2017/10/26 12:09 ] 12.米国株 旬の話題 | TB(-) | CM(0)

連続増配銘柄の配当余力

連続増配銘柄の配当余力


こんにちは!
バフェット部のりろんかぶおです!

最近では自分も含め多くの米国株ブロガーの皆さんが
連続増配銘柄への投資を行っております。

連続増配銘柄では、毎年安定した配当収入が得られることに加え、
不況期でも増配できる強いビジネスモデルを持っているからなんですね。

例えばP&Gは連続増配61年、コカ・コーラは54年なんですが、ふと

「毎年増配し続けてそろそろ余力がなくなってきてるんじゃないの?」

と思ってしまいます。

そこで今回は、NYダウ銘柄で10年以上連続増配を続けている15銘柄の配当余力を見るために、
各銘柄の配当性向を見てみます。

配当性向は配当総額÷純利益ですから、これが100%を超えちゃっているような企業は、
配当するために貯金を切り崩すか借金をしなきゃいけないわけで、もう限界に来ているということになります。

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NYダウ銘柄
企業名
※カッコ内はS&P格付け
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連続増配年数 最新決算年
配当総額
(百万ドル)
最新決算年
純利益
(百万ドル)
配当性向
P&G (AA-) 61年 7,236 15,326 47%
3M (AA-) 58年 2,678 5,050 53%
Coca Cola (AA-) 54年 6,043 6,527 93%
Johnson & Johnson (AAA) 54年 8,621 16,540 52%
Walmart (AA) 44年 6,216 13,643 46%
McDonald (BBB+) 41年 3,058 4,687 65%
Exxon Mobil (AA+) 34年 12,453 7,840 159%
Chevron (AA-) 29年 8,032 -497 NA
Caterpillar (A) 23年 1,799 -67 NA
United Technologies (A-) 23年 2,069 5,055 41%
IBM (AA-) 21年 5,256 11,872 44%
Microsoft (AAA) 15年 11,793 21,204 56%
Nike (AA-) 15年 1,133 4,240 27%
Travelers (-) 12年 757 3,014 25%
Verizon (BBB+) 12年 9,262 13,608 68%






(単位:億円)




トヨタ
6,345 18,311 35%
ソフトバンク
463 14,263 3%








連続増配40年以上の銘柄ではコカ・コーラ以外は意外にも配当余力はまだありそうですね!
コカ・コーラは最近利益が減少傾向にあるのでちょっと苦しそうです。

その他、エクソンモービル、シェブロン、キャタピラーなど石油価格低迷で業績が苦しい企業は、
意地で増配しているイメージです。

但し、その他の銘柄は意外にもそこまで切羽詰まっている感じはなく、
今後も安定した増配を期待できるのではないかと思います。

「何十年も増配し続けてなんでこんなに配当余力があるの?」

と疑問に思われるかもしれません。

その秘密は自社株買いです。

連続増配銘柄の多くは毎年かなりの自社株買いを行っております。

業績が好調な時に、自社株買いを行って発行株式数を減らしておくと、
極端に言えば配当総額が減っても1株当りの配当金は増えるといった現象がおこります。

以下の試算では、毎年配当総額と自社株買い総額を定額とした場合、
株式数の減少により、1株当りの配当金は増え続け、しかも増配率は上昇し続けるという結果が得られました。

Untitled spreadsheet









株数 10000





株価 10





年間配当総額 5000





年間自社株買い総額 5000






















1 2 3 4 5

年間配当総額 5000 5000 5000 5000 5000

配当/株 0.5 0.53 0.56 0.59 0.63

自社株買い 5000 5000 5000 5000 5000

株式数残高 9500 9000 8500 8000 7500









増配率
5.26% 5.56% 5.88% 6.25%










自社株買いも含めた株主還元が多い企業ランキングは以下ご参照!

配当+自社株買い利回りランキング!真の高株主還元企業はどこだ?

このようなことからも、米国連続増配銘柄は今後も配当を上げ続けてくれることが期待できるので、
安心して投資していけますね!

以上

りろんかぶお

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NYダウ銘柄
企業名(時価総額順)
※カッコ内はS&P格付け
※企業名クリックで
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理論株価 現在株価
(ドル)
(2017/10/25)
割安度
割高度
連続増配
(5年以上のみ)
時価総額
(百万ドル)
(2017/10/25)
最新決算年
純利益
(百万ドル)
実績PER
Apple (AA+) 138 157.10 14%  高 5年 806,654 45,687 17.66
Microsoft (AAA) 36 78.86 119%  高 15年 608,053 21,204 28.68
Johnson & Johnson (AAA) 104 141.64 36%  高 54年 385,476 16,540 23.31
Exxon Mobil (AA+) 36 83.47 132%  高 34年 352,697 7,840 44.99
JP Morgan Chase (-) 79 100.92 28%  高 6年 344,680 24,733 13.94
Walmart (AA) 122 87.98 -28%  安 44年 264,815 13,643 19.41
Visa (A+) 33 108.41 229%  高 9年 245,896 5,991 41.04
Chevron (AA-) (※1) 119.23
29年 225,373 -497 NA
P&G (AA-) 77 86.98 13%  高 61年 221,476 15,326 14.45
Pfizer (AA) 36 36.27 1%  高 7年 216,484 7,215 30.00
United Health (A+) 136 208.15 53%  高 7年 200,150 7,017 28.52
Verizon (BBB+) 56 48.94 -13%  安 12年 199,850 13,608 14.69
Coca Cola (AA-) 33 46.18 40%  高 54年 197,569 6,527 30.27
Home Depot (A) 68 166.03 144%  高 7年 194,198 7,957 24.41
GE (AA-) 16 21.89 37%  高 193,245 8,831 21.88
Intel (A+) 35 40.95 17%  高 191,860 10,316 18.60
Merk (AA) 55 63.11 15%  高 6年 172,914 3,920 44.11
Cisco Systems (AA-) 42 34.58 -18%  安 6年 170,100 9,609 17.70
DowDuPont (-) (※2) 71.86 - - 167,139


Boeing (A) 155 266.00 72%  高 6年 155,053 4,895 31.68
Walt Disney (A) 51 98.29 93%  高 152,342 9,391 16.22
IBM (AA-) 213 155.88 -27%  安 21年 147,743 11,872 12.44
McDonald (BBB+) 74 163.88 121%  高 41年 132,305 4,687 28.23
3M (AA-) 107 234.65 119%  高 58年 132,214 5,050 26.18
United Technologies (A-) 55 119.74 118%  高 23年 96,537 5,055 19.10
Goldman Sachs (A+) 241 244.84 2%  高 6年 93,675 7,398 12.66
Nike (AA-) 34 53.42 57%  高 15年 87,547 4,240 20.65
American Express (BBB+) 73 93.86 29%  高 5年 80,463 5,408 14.88
Caterpillar (A) 49 138.24 182%  高 23年 77,819 -67 NA
Travelers (-) 192 133.19 -31%  安 12年 36,798 3,014 12.21
(※1)シェブロンは過去対象期間のフリーキャッシュフローがマイナスの為理論株価計算不可
(※2)ダウデュポンは2017年9月設立のため理論株価計算不可









NYダウ平均株価 16,716.75 23,441.76 40%  高 - 6,551,125 286,410 22.87
(※)シェブロン及びダウデュポンは現在株価を使用。


※当ブログで紹介する理論株価は、いくつかの前提条件をりろんかぶおが独自に設定している為、その前提条件次第では計算結果が異なってきます。また当ブログは、投資に関する情報を掲載していますが、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。また、読者が当ブログの情報を用いて行う投資判断の一切について責任を負うものではありません。




[ 2017/10/25 07:47 ] 11.投資の勉強部屋 | TB(-) | CM(3)

NYダウ 設備投資額が少ない企業ランキング

設備投資額が少ない企業


こんにちは!
バフェット部のりろんかぶおです!

バフェットは株主宛の手紙の中で以下のように述べたことがあります。


成長に大量の資本を必要とするビジネスと、
成長に資本を必要としないビジネスとでは、
天と地ほどの差が存在する。



バフェットは成長に大量の資本を必要とするビジネスでは、
競争力を維持するために多額の資本を投入し続けていく必要があり、
永続するビジネスとは考えにくいと述べております。

このような企業は稼いだキャッシュのほとんどを新たな投資に費やす一方、
成長に大量の資本が不要なビジネス(競争力が設備投資額に依存しないビジネス)では、
稼いだキャッシュの大半を配当や自社株買いにまわすことができるので、
株主は永続的に恩恵を受けることができます。

だからこそバフェットはGMやインテル(営業利益対比の設備投資額がそれぞれ100%、75%)よりも
コカ・コーラやアメリカンエキスプレス(それぞれ26%、17%)のような銘柄を保有しているのです。

そこで今回はNYダウ銘柄の中で、営業利益対比で設備投資額が少ない企業のランキングを調べてみました!
(直近(2016年 or 2017年)の決算書を参考)

<設備投資額が少ない企業ランキング>

※企業名をクリックすれば企業分析が見れます。

※製薬会社は設備投資とは別に多額の研究開発費が発生するのでその点は割り引いて考える必要があります。

※JP MorganやTravelersなどの金融系でも設備投資額は大きくないはずですが、Annual Reportに数字が明記されていないため今回はランキング外としております。

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NYダウ銘柄
企業名
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※企業名クリックで
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営業利益
(百万ドル)
設備投資額
(百万ドル)
設備投資額
÷
営業利益

Visa (A+) 7,883 523 7%
Cisco Systems (AA-) 11,973 964 8%
Home Depot (A) 13,427 1,621 12%
United Health (A+) 12,930 1,705 13%
Pfizer (AA) 13,730 1,823 13%
Johnson & Johnson (AAA) 21,165 3,226 15%
American Express (BBB+) 8,096 1,375 17%
3M (AA-) 7,223 1,420 20%
United Technologies (A-) 8,172 1,699 21%
Apple (AA+) 60,024 12,734 21%
Nike (AA-) 4,749 1,105 23%
McDonald (BBB+) 7,745 1,821 24%
P&G (AA-) 13,955 3,384 24%
Coca Cola (AA-) 8,626 2,262 26%
Merk (AA) 6,030 1,614 27%
IBM (AA-) 13,105 3,567 27%
Goldman Sachs (A+) 10,304 2,876 28%
Walt Disney (A) 14,358 4,773 33%
Microsoft (AAA) 22,326 8,129 36%
GE (AA-) 17,833 7,199 40%
Boeing (A) 5,834 2,613 45%
Walmart (AA) 22,764 10,619 47%
Verizon (BBB+) 27,059 17,059 63%
Intel (A+) 12,874 9,625 75%
Exxon Mobil (AA+) 8,422 16,163 192%
Caterpillar (A) 498 1,819 365%
Chevron (AA-) -1,959 18,109 -924%
DowDuPont (-) 5,085 2017年設立 -
JP Morgan Chase (-) 34,536 設備投資額記載無 -
Travelers (-) 4,053 設備投資額記載無 -





(単位:百万円)



トヨタ自動車 1,994,372 3,541,437 178%
ソフトバンク 1,025,999 923,502 90%


最も設備投資額の少ないダウ銘柄はVISAです!
なんと営業利益対比の設備投資額が7%です。

営業利益で8000億円ほども稼いでいるのに、設備投資額はたったの600億円程度!

日本を代表する企業である、トヨタが178%、ソフトバンクが90%
であることを考えるとこのすごさがわかりますね!!

VISAの競争力の源泉は、その知名度と世界のどこでも使えるという安心からくるものである為、
新たな設備投資はほとんど不要ということでしょう。

VISAの配当利回りはあまり高くなく、2016年の配当金支払総額は1,350百万ドルなのですが、
なんと自社株買いを7,157百万ドルしており稼いだキャッシュをほとんど株主に返しております。
まさにバフェットの大好きな銘柄といえるでしょう!

VISAの企業分析はこちら!

VISAは営業利益率ランキングでもダントツの1位だったので、
かなりの有望銘柄ですね。

営業利益率ランキングはこちら

りろんかぶおが算出した保守的な理論株価よりも200%以上割高なのですが、
かなり成長が織り込まれているということでしょう。

ちなみに2位がシスコというのは意外でした!
シスコはインターネット関連機器としてスイッチやルータを売っている会社ですが、
圧倒的なブランド力を誇っているので、成長の為に大量の資本を必要としないということのようです。

皆さんも是非ご自身の保有銘柄の設備投資額を確認してみてもいいかもしれませんね♪

以上

りろんかぶお

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(百万ドル)
(2017/10/24)
最新決算年
純利益
(百万ドル)
実績PER
Apple (AA+) 138 156.17 13%  高 5年 807,067 45,687 17.67
Microsoft (AAA) 36 78.83 119%  高 15年 608,053 21,204 28.68
Johnson & Johnson (AAA) 104 143.62 38%  高 54年 382,202 16,540 23.11
Exxon Mobil (AA+) 36 83.24 131%  高 34年 352,146 7,840 44.92
JP Morgan Chase (-) 79 99.34 26%  高 6年 345,270 24,733 13.96
Walmart (AA) 122 88.65 -27%  安 44年 261,201 13,643 19.15
Visa (A+) 33 107.53 226%  高 9年 245,942 5,991 41.05
P&G (AA-) 77 87.30 13%  高 61年 224,871 15,326 14.67
Chevron (AA-) (※1) 118.93
29年 224,823 -497 NA
Pfizer (AA) 36 36.40 1%  高 7年 216,602 7,215 30.02
GE (AA-) 16 22.32 40%  高 206,319 8,831 23.36
Verizon (BBB+) 56 48.99 -13%  安 12年 202,053 13,608 14.85
United Health (A+) 136 207.01 52%  高 7年 200,614 7,017 28.59
Coca Cola (AA-) 33 46.32 40%  高 54年 197,825 6,527 30.31
Home Depot (A) 68 164.74 142%  高 7年 192,654 7,957 24.21
Intel (A+) 35 40.83 17%  高 189,981 10,316 18.42
Merk (AA) 55 63.40 15%  高 6年 174,223 3,920 44.44
Cisco Systems (AA-) 42 34.35 -18%  安 6年 169,604 9,609 17.65
DowDuPont (-) (※2) 71.55 - - 166,275


Boeing (A) 155 262.32 69%  高 6年 156,489 4,895 31.97
Walt Disney (A) 51 98.70 94%  高 153,422 9,391 16.34
IBM (AA-) 213 159.55 -25%  安 21年 150,077 11,872 12.64
McDonald (BBB+) 74 163.34 121%  高 41年 134,702 4,687 28.74
3M (AA-) 107 221.55 107%  高 58年 132,077 5,050 26.15
United Technologies (A-) 55 120.89 120%  高 23年 96,569 5,055 19.10
Goldman Sachs (A+) 241 242.13 0%  高 6年 94,681 7,398 12.80
Nike (AA-) 34 53.66 58%  高 15年 86,568 4,240 20.42
American Express (BBB+) 73 92.38 27%  高 5年 80,210 5,408 14.83
Caterpillar (A) 49 131.68 169%  高 23年 77,630 -67 NA
Travelers (-) 192 134.45 -30%  安 12年 36,489 3,014 12.11
(※1)シェブロンは過去対象期間のフリーキャッシュフローがマイナスの為理論株価計算不可
(※2)ダウデュポンは2017年9月設立のため理論株価計算不可









NYダウ平均株価 17,216.91 23,273.96 35%  高 - 6,566,639 286,410 22.93
(※)シェブロン及びダウデュポンは現在株価を使用。


※当ブログで紹介する理論株価は、いくつかの前提条件をりろんかぶおが独自に設定している為、その前提条件次第では計算結果が異なってきます。また当ブログは、投資に関する情報を掲載していますが、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。また、読者が当ブログの情報を用いて行う投資判断の一切について責任を負うものではありません。




[ 2017/10/24 07:21 ] 6.NYダウ なんでもランキング | TB(-) | CM(0)

自民党大勝がハイパーインフレ=超円安を決定づける?

自民党大勝


こんにちは!
バフェット部のりろんかぶおです!

昨日の衆院選では大方の予想通り自民党が圧勝しましたね。

自民党政権継続はある程度市場にも織り込まれていたはずですが、
与党(自民党・公明党)で3分の2の議席を確保してより政策決定がスムーズになることが好感されて、
ドル円は一時0.5円以上円安に振れて114円を超えました!


本日は、自民党大勝後の長期的な為替動向について考えてみます。


今後も金融緩和路線維持で円安基調というのは一般的な見方だと思いますが、
もう一歩踏み込むと、りろんかぶおとしてはハイパーインフレ=超円安時代の到来確率がより高まったのではないかと考えてます。。


一つ一つ見ていくと、
まず今後の金融政策を決定する日銀において、
黒田総裁の任期が2018年4月で満了します。

後任人事は衆参両議院の承認を得て内閣に任命権があるため、
内閣が変わらない以上、現時点で有力視されている黒田総裁再任か同様の金融政策方針を持つ人が選出されるでしょう。

つまり現在の異次元緩和がインフレ率2%を達成するまで続くことが予想されます。

米国や欧州が金融緩和の出口に向かっている中、
日本だけ金融緩和維持となるので円安が進みやすい状況となるのはもちろんですが、
ハイパーインフレを懸念する理由は他にあります。

それは、金融緩和長期化に伴い足元の日銀の財務状況が悪化している為、
インフレ達成後の日銀がインフレ抑制策を持たないという点です。

通常デフレ時は経済を刺激するために金利を下げ、
インフレ時は景気を抑制するために金利を上げます。

ただ、今の日銀では金利を上げようにも上げられないのです。

なぜかというと、日銀は異次元緩和で国債(日銀にとっては資産)を大量購入した代わりに、
民間銀行から日銀に対する預金=当座預金(日銀にとっては負債)が大量に増えている為です。

2017年10月現在、日銀のバランスシートを見ると保有国債が436兆円
当座預金が361兆円です。

例えば、目標インフレ率が達成後、さあ金利を上げようと思って1%金利を上げると
支払金利だけで年間3.61兆円(361兆円×1%)必要になります。
(実際の金利引上げはもっと段階的ですが)

日銀の収入は2016年現在で年間1.6兆円程度なので、赤字になってしまいます。
赤字部分は紙幣を刷って対応するのでしょうが、そうすると市場でのお金の量が増えて
更なるインフレが起こるという悪循環になります。つまりハイパーインフレ突入です。

日銀はインフレ率2%をもっと早く達成できると思っていたので思い切った異次元緩和に踏み込んだのですが、
結果としては異次元緩和がここまで長期化してしまい、もう後戻りできないレベルに迄達しているといえます。

以上のようなことは伝説のディーラーと呼ばれた藤巻健史さんも再三警告しております。

【書評】 貯金が紙くずになる「Xデー」に備えて今こそドルを買え!藤巻健史

ハイパーインフレが起こると、円の価値が極端に下がりますので超円安時代到来です。
資産の多くを貯金のみに頼っている日本人の多くが損失を被るでしょう。。

インフレに対抗するためには、株式か外貨の保有が必要です!

その点で我々のような米国株投資家は超円安時代でもその分資産が拡大しますので心配不要です!
実はこういったリスクからも自分の資産を外貨にも分散させておくことは非常に重要な資産防衛策になるんですね。

自分の資産を守るためにも、今後も日本の金融政策は要注視です!

以上

りろんかぶお

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実績PER
Apple (AA+) 138 156.25 13%  高 5年 807,067 45,687 17.67
Microsoft (AAA) 36 78.81 119%  高 15年 608,053 21,204 28.68
Johnson & Johnson (AAA) 104 142.40 37%  高 54年 382,202 16,540 23.11
Exxon Mobil (AA+) 36 83.11 131%  高 34年 352,146 7,840 44.92
JP Morgan Chase (-) 79 99.51 26%  高 6年 345,270 24,733 13.96
Walmart (AA) 122 87.44 -28%  安 44年 261,201 13,643 19.15
Visa (A+) 33 107.55 226%  高 9年 244,730 5,991 40.85
P&G (AA-) 77 88.25 15%  高 61年 224,871 15,326 14.67
Chevron (AA-) (※1) 118.64
29年 224,823 -497 NA
Pfizer (AA) 36 36.42 1%  高 7年 216,602 7,215 30.02
GE (AA-) 16 23.83 49%  高 206,319 8,831 23.36
Verizon (BBB+) 56 49.53 -12%  安 12年 202,053 13,608 14.85
United Health (A+) 136 207.49 53%  高 7年 200,614 7,017 28.59
Coca Cola (AA-) 33 46.38 41%  高 54年 197,825 6,527 30.31
Home Depot (A) 68 163.43 140%  高 7年 192,654 7,957 24.21
Intel (A+) 35 40.43 16%  高 189,981 10,316 18.42
Merk (AA) 55 63.88 16%  高 6年 174,223 3,920 44.44
Cisco Systems (AA-) 42 34.25 -18%  安 6年 169,604 9,609 17.65
DowDuPont (-) (※2) 71.18 - - 166,275


Boeing (A) 155 264.75 71%  高 6年 156,489 4,895 31.97
Walt Disney (A) 51 99.40 95%  高 152,820 9,391 16.27
IBM (AA-) 213 162.07 -24%  安 21年 150,077 11,872 12.64
McDonald (BBB+) 74 166.30 125%  高 41年 134,702 4,687 28.74
3M (AA-) 107 221.32 107%  高 58年 132,077 5,050 26.15
United Technologies (A-) 55 120.93 120%  高 23年 96,569 5,055 19.10
Goldman Sachs (A+) 241 244.73 2%  高 6年 94,681 7,398 12.80
Nike (AA-) 34 53.06 56%  高 15年 86,568 4,240 20.42
American Express (BBB+) 73 92.09 26%  高 5年 80,210 5,408 14.83
Caterpillar (A) 49 131.36 168%  高 23年 77,630 -67 NA
Travelers (-) 192 133.32 -31%  安 12年 36,489 3,014 12.11
(※1)シェブロンは過去対象期間のフリーキャッシュフローがマイナスの為理論株価計算不可
(※2)ダウデュポンは2017年9月設立のため理論株価計算不可









NYダウ平均株価 17,212.36 23,328.63 36%  高 - 6,564,825 286,410 22.92
(※)シェブロン及びダウデュポンは現在株価を使用。


※当ブログで紹介する理論株価は、いくつかの前提条件をりろんかぶおが独自に設定している為、その前提条件次第では計算結果が異なってきます。また当ブログは、投資に関する情報を掲載していますが、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。また、読者が当ブログの情報を用いて行う投資判断の一切について責任を負うものではありません。




[ 2017/10/23 13:25 ] 12.米国株 旬の話題 | TB(-) | CM(0)

NYダウ 営業利益率ランキング

営業利益率ランキング


こんにちは!
バフェット部のりろんかぶおです!

以前以下の記事で、長期的に好ましい業績を達成する企業というのは、
長期的な競争力=深い「堀」を持っている必要があるという話をしました。

バフェットの4つの投資戦略に学ぶ!~城の周りの「堀」の正体~

上記記事では、深い「堀」というのは消費者が企業へ抱く信頼であると述べましたが
これではあまりにも抽象的ですので、何か定量的に測れる物差しみたいなのがあるといいですよね。

そこでよく使われるのが営業利益率(営業利益÷売上高)の比較です。

営業利益とは本業で稼いだ利益を表すもので、
売上高から売上原価、販管費、一般管理費などを引いたものです。

ここには一時的な損益は含まれないので、
本業のビジネスが順調かどうかは営業利益を見ればわかるということになります。

競争力の高いビジネスでは、付加価値が高いか、ブランド力によって価格決定力が高いので
営業利益率が高めに出る傾向があります。
よって営業利益率を見ることで企業の競争力の高さ=「堀」の深さを測ることができます。

今回はNYダウ銘柄の営業利益率ランキングを調べてみました!以下の表をご覧ください!
(直近(2016年 or 2017年)の決算書を参考)

※企業名をクリックすれば企業分析が見れます。

※営業利益率というのはビジネスの種類(業界)によって平均値が大きく異なるので、異なる業界の企業比較では単純に競争力の優劣を決めることはできないので注意が必要です。

<NYダウ銘柄営業利益率ランキング>

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NYダウ銘柄

企業名
※カッコ内はS&P格付け
※企業名クリックで
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売上高
(百万ドル)
営業利益
(百万ドル)
営業利益率

Visa (A+) 15,082 7,883 52.27%

JP Morgan Chase (-) 95,668 34,536 36.10%

Goldman Sachs (A+) 30,608 10,304 33.66%

McDonald (BBB+) 24,622 7,745 31.45%

Johnson & Johnson (AAA) 71,890 21,165 29.44%

Apple (AA+) 215,639 60,024 27.84%

Pfizer (AA) 52,824 13,730 25.99%

Walt Disney (A) 55,632 14,358 25.81%

American Express (BBB+) 32,119 8,096 25.21%

Cisco Systems (AA-) 48,005 11,973 24.94%

Microsoft (AAA) 89,950 22,326 24.82%

3M (AA-) 30,109 7,223 23.99%

Intel (A+) 59,387 12,874 21.68%

Verizon (BBB+) 125,980 27,059 21.48%

P&G (AA-) 65,058 13,955 21.45%

Coca Cola (AA-) 41,863 8,626 20.61%

IBM (AA-) 79,919 13,105 16.40%

Merk (AA) 39,807 6,030 15.15%

Travelers (-) 27,625 4,053 14.67%

GE (AA-) 123,693 17,833 14.42%

United Technologies (A-) 57,244 8,172 14.28%

Home Depot (A) 94,595 13,427 14.19%

Nike (AA-) 34,350 4,749 13.83%

DowDuPont (-) 48,158 5,085 10.56%

United Health (A+) 184,840 12,930 7.00%

Boeing (A) 94,571 5,834 6.17%

Walmart (AA) 485,873 22,764 4.69%

Exxon Mobil (AA+) 226,094 8,422 3.72%

Caterpillar (A) 38,537 498 1.29%

Chevron (AA-) 114,472 -1,959 -1.71%







(単位:百万円)




トヨタ自動車 27,597,193 1,994,372 7.23%

ソフトバンク 8,901,004 1,025,999 11.53%









圧倒的No 1はVISAです!
なんと営業利益率52%!!

日本を代表する企業である、トヨタが7%、ソフトバンクが12%
であることを考えるとこのすごさがわかりますね!!

VISAはカード発行及び、お店側への販促は下請け企業に外注しており、
基本的にはこれら下請け企業に対してクレジットカードを使うための機能を提供することで、カード利用高に応じた収入を得ております。

そもそもクレジットカードのビジネスでは売上原価もほとんどかかりませんし、
VISAのビジネスモデルでは販管費もほとんどかからないのでここまで営業利益率が高くなっているのですね。

VISAの企業分析はこちら!

ちなみにマスターカードも営業利益率53%です。

一方で同じ業界のAmerican Expressはカード発行、お店側への販促なども自社で行っております。
American Expressは富裕層に的を絞っており、手厚いサービスが売りなので結局自社でやらなければいけないことが増えて営業利益率が低くなってしまっているといえるでしょう。(といっても25%はかなり高いですが。。)

その他でいうと、JP MorganやGoldmanなどの金融系や、
Jonson & JonsonやPfizer等の製薬系も高いですね。
Appleもそのブランド力を駆使して高い営業利益率を誇っております。

驚きなのがMcDonald!
営業利益率が33%です!

どうしても薄利多売のビジネスのイメージですが、マクドナルドは売上の半分をフランチャイズ収入(店舗や設備、或いはブランドや商売のノウハウのみを貸してロイヤルティー収入を得るビジネス)で稼いでいるのでそれが高い営業利益率の源泉となっています。

McDonaldの企業分析はこちら!

このように営業利益率を見ると、「稼げるビジネス」というのが見えてきます。
是非皆さんも保有銘柄の営業利益率を分析してみてください!

以上

りろんかぶお

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理論株価 現在株価
(ドル)
(2017/10/21)
割安度
割高度
連続増配
(5年以上のみ)
時価総額
(百万ドル)
(2017/10/21)
最新決算年
純利益
(百万ドル)
実績PER
Apple (AA+) 138 156.25 13%  高 5年 807,067 45,687 17.67
Microsoft (AAA) 36 78.81 119%  高 15年 608,053 21,204 28.68
Johnson & Johnson (AAA) 104 142.40 37%  高 54年 382,202 16,540 23.11
Exxon Mobil (AA+) 36 83.11 131%  高 34年 352,146 7,840 44.92
JP Morgan Chase (-) 79 99.51 26%  高 6年 345,270 24,733 13.96
Walmart (AA) 122 87.44 -28%  安 44年 261,201 13,643 19.15
Visa (A+) 33 107.55 226%  高 9年 244,730 5,991 40.85
P&G (AA-) 77 88.25 15%  高 61年 224,871 15,326 14.67
Chevron (AA-) (※1) 118.64
29年 224,823 -497 NA
Pfizer (AA) 36 36.42 1%  高 7年 216,602 7,215 30.02
GE (AA-) 16 23.83 49%  高 206,319 8,831 23.36
Verizon (BBB+) 56 49.53 -12%  安 12年 202,053 13,608 14.85
United Health (A+) 136 207.49 53%  高 7年 200,614 7,017 28.59
Coca Cola (AA-) 33 46.38 41%  高 54年 197,825 6,527 30.31
Home Depot (A) 68 163.43 140%  高 7年 192,654 7,957 24.21
Intel (A+) 35 40.43 16%  高 189,981 10,316 18.42
Merk (AA) 55 63.88 16%  高 6年 174,223 3,920 44.44
Cisco Systems (AA-) 42 34.25 -18%  安 6年 169,604 9,609 17.65
DowDuPont (-) (※2) 71.18 - - 166,275


Boeing (A) 155 264.75 71%  高 6年 156,489 4,895 31.97
Walt Disney (A) 51 99.40 95%  高 152,820 9,391 16.27
IBM (AA-) 213 162.07 -24%  安 21年 150,077 11,872 12.64
McDonald (BBB+) 74 166.30 125%  高 41年 134,702 4,687 28.74
3M (AA-) 107 221.32 107%  高 58年 132,077 5,050 26.15
United Technologies (A-) 55 120.93 120%  高 23年 96,569 5,055 19.10
Goldman Sachs (A+) 241 244.73 2%  高 6年 94,681 7,398 12.80
Nike (AA-) 34 53.06 56%  高 15年 86,568 4,240 20.42
American Express (BBB+) 73 92.09 26%  高 5年 80,210 5,408 14.83
Caterpillar (A) 49 131.36 168%  高 23年 77,630 -67 NA
Travelers (-) 192 133.32 -31%  安 12年 36,489 3,014 12.11
(※1)シェブロンは過去対象期間のフリーキャッシュフローがマイナスの為理論株価計算不可
(※2)ダウデュポンは2017年9月設立のため理論株価計算不可









NYダウ平均株価 17,212.36 23,328.63 36%  高 - 6,564,825 286,410 22.92
(※)シェブロン及びダウデュポンは現在株価を使用。


※当ブログで紹介する理論株価は、いくつかの前提条件をりろんかぶおが独自に設定している為、その前提条件次第では計算結果が異なってきます。また当ブログは、投資に関する情報を掲載していますが、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。また、読者が当ブログの情報を用いて行う投資判断の一切について責任を負うものではありません。




[ 2017/10/22 12:51 ] 6.NYダウ なんでもランキング | TB(-) | CM(0)

経済的自由を目的とした時のバークシャーハサウェイという選択肢

バークシャーハサウェイ


こんにちは!
バフェット部のりろんかぶおです!

皆さんご存知の通り、バークシャーハサウェイは投資の神様であるウォーレンバフェット率いる世界一の投資会社です!

時価総額ランキングでは世界6位(2017年9月末時点)、
50年間の平均リターンは驚異の20.8%/年!(S&P500(配当込)は同期間9.7%/年)

投資で勝つというのはNYダウやS&P500等の市場平均のリターンを上回ることを意味しますが、
その意味ではバークシャー程の実績を残している企業はほとんどないでしょう。


このブログの読者の方の多くは、資産運用を通じて経済的自由を達成したいという目標があるかと思いますが、
今回はその観点でバークシャーが投資対象として適した銘柄であるかどうかを考えてみたいと思います。


<結論>

結論から述べますと、りろんかぶおとしては、経済的自由を目的とした場合において
バークシャーへの投資は適さないと考えております。

(但し、これは個人の考え方によるところが大きいので、あくまでりろんかぶおの個人的な見解です。
バークシャーは素晴らしい会社であることは間違いありません)

<理由1>
最大の理由は、バークシャーは安定した配当を出さないという点です。
(というかバークシャーは配当を全く出しません。)

経済的自由とは、働かなくても生活できる状態と解釈しますので、
最低限必要な生活費を賄うための安定的な収入が必要です。

安定的な収入として最も確度の高いものの一つとして連続増配銘柄からの配当があるでしょう!

米国ではリーマンショックなどの100年に1度の大不況下でも
しっかりと配当を増額させている連続増配銘柄が100社以上存在します。

一方でバークシャーといえど、不況時にはリターンがマイナスとなり資産規模が一時的にかなり棄損されることもあるので、
キャピタルゲイン目当ての投資は生活費を捻出するための確実な方法とは言えないと考えます。

どのような状況下でも高い確率で期待する金額を受領できるということは、
経済的自由を目指す我々にとって最重要事項です。


ちなみに、以下記事で配当よりも自社株買いの方が経済的には良いことを書きました。

配当 vs 自社株買!本質的なリターンの差は税金というのは間違い!

しかし、自社株買いは理論的には株価が上昇するのですが短期的には全く逆の動きをする可能性もあるからか、
米国の株式市場では配当をしっかりと出すことの方が自社株買いよりも重要視されているようで、
連続増配企業の経営者がどんなに不況でも配当は増額するのに対し、自社株買いは簡単に中断したりします。

安定的な収入という観点からは、連続増配銘柄からの配当の方が自社株買いよりも優位であるといえるでしょう!
(ちなみに、バークシャーはバフェットがバークシャー株を割安と判断したときのみしかし自社株買いしないです)

<理由2>

そもそもの話ですがバークシャーが今までのような驚異的なリターンを上げるのは
現在ではかなり難しくなってきていると考えます。
実際にリーマンショック以降のリターンはS&P500を下回っているのです

バークシャーにとっての主な利益の源泉は、
割安価格で購入した株が適正価格まで調整されたときのキャピタルゲインです。

バフェットが長年保有している、ウェルズファーゴ、コカ・コーラ、アメックスなどは既に適正価格までの調整が完了している為、
年率20%維持のためには、新たな投資先を探し続けなければなりません。

一方、バークシャーは運用資産規模が大きくなりすぎたがために投資対象が制限されてしまい、
今までのようなリターンを確保するのは難しくなってきているとバフェット自身も認めております。

更にバフェットは87歳、副会長のマンガーは93歳と超高齢であり、
近いうちに引退することは確実で、後継者が年率20%という奇跡的なリターンをはじき出せるかどうかは不透明です。

<まとめ>

以上のような理由から、りろんかぶおとしては経済的自由を目的とした場合においては
バークシャーへの投資は適さないと考えております。

但し投資する目的や方針が違えば、世界一の投資家に運用を任せられるバークシャーへの投資というのは
かなり合理的な選択肢であることは確かです!

まずは何のために投資するのか?という点を整理しておくことは非常に重要ですので、
もしまだの方がいらっしゃればどこかのタイミングで整理してみるのもいいかもしれないですね♪

以上

りろんかぶお

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実績PER
Apple (AA+) 138 156.25 13%  高 5年 807,067 45,687 17.67
Microsoft (AAA) 36 78.81 119%  高 15年 608,053 21,204 28.68
Johnson & Johnson (AAA) 104 142.40 37%  高 54年 382,202 16,540 23.11
Exxon Mobil (AA+) 36 83.11 131%  高 34年 352,146 7,840 44.92
JP Morgan Chase (-) 79 99.51 26%  高 6年 345,270 24,733 13.96
Walmart (AA) 122 87.44 -28%  安 44年 261,201 13,643 19.15
Visa (A+) 33 107.55 226%  高 9年 244,730 5,991 40.85
P&G (AA-) 77 88.25 15%  高 61年 224,871 15,326 14.67
Chevron (AA-) (※1) 118.64
29年 224,823 -497 NA
Pfizer (AA) 36 36.42 1%  高 7年 216,602 7,215 30.02
GE (AA-) 16 23.83 49%  高 206,319 8,831 23.36
Verizon (BBB+) 56 49.53 -12%  安 12年 202,053 13,608 14.85
United Health (A+) 136 207.49 53%  高 7年 200,614 7,017 28.59
Coca Cola (AA-) 33 46.38 41%  高 54年 197,825 6,527 30.31
Home Depot (A) 68 163.43 140%  高 7年 192,654 7,957 24.21
Intel (A+) 35 40.43 16%  高 189,981 10,316 18.42
Merk (AA) 55 63.88 16%  高 6年 174,223 3,920 44.44
Cisco Systems (AA-) 42 34.25 -18%  安 6年 169,604 9,609 17.65
DowDuPont (-) (※2) 71.18 - - 166,275


Boeing (A) 155 264.75 71%  高 6年 156,489 4,895 31.97
Walt Disney (A) 51 99.40 95%  高 152,820 9,391 16.27
IBM (AA-) 213 162.07 -24%  安 21年 150,077 11,872 12.64
McDonald (BBB+) 74 166.30 125%  高 41年 134,702 4,687 28.74
3M (AA-) 107 221.32 107%  高 58年 132,077 5,050 26.15
United Technologies (A-) 55 120.93 120%  高 23年 96,569 5,055 19.10
Goldman Sachs (A+) 241 244.73 2%  高 6年 94,681 7,398 12.80
Nike (AA-) 34 53.06 56%  高 15年 86,568 4,240 20.42
American Express (BBB+) 73 92.09 26%  高 5年 80,210 5,408 14.83
Caterpillar (A) 49 131.36 168%  高 23年 77,630 -67 NA
Travelers (-) 192 133.32 -31%  安 12年 36,489 3,014 12.11
(※1)シェブロンは過去対象期間のフリーキャッシュフローがマイナスの為理論株価計算不可
(※2)ダウデュポンは2017年9月設立のため理論株価計算不可









NYダウ平均株価 17,212.36 23,328.63 36%  高 - 6,564,825 286,410 22.92
(※)シェブロン及びダウデュポンは現在株価を使用。


※当ブログで紹介する理論株価は、いくつかの前提条件をりろんかぶおが独自に設定している為、その前提条件次第では計算結果が異なってきます。また当ブログは、投資に関する情報を掲載していますが、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。また、読者が当ブログの情報を用いて行う投資判断の一切について責任を負うものではありません。




[ 2017/10/21 10:15 ] 11.投資の勉強部屋 | TB(-) | CM(2)

ブラックマンデーから30年!当時と酷似する現在

ブラックマンデー


こんにちは!
バフェット部のりろんかぶおです!

昨日2017年10月19日は、NY株式市場で過去最大の株価暴落率(デイリーベース)を記録した
ブラックマンデー(暗黒の月曜日)からちょうど30年です。

ブラックマンデー当日はわずか1日で、
NYダウが22.6%、S&P500が20.5%下落しました。

それまでの1987年の米国株式市場は絶好調で堅調に上昇していき
8月には史上最高値を更新
しかし、9月は一転、株価は2%下落し、ブラックマンデーの直前週は
9%下落してブラックマンデーを迎えたのです。

株式市場というのは時差の関係上、まずアジアが開き、
その次に欧州、米国という順番で市場が開いていきます。

ブラックマンデー当日は、米国株式市場が開く前に、
アジア、欧州の市場で前週の米国市場の下落を受けて大量の売りが入りました。

これを受け大幅下落で幕を開けた米国市場では、
当時広く普及し始めていたコンピューター自動取引により大量の売り注文が発注され、
売りが売りを招く負の連鎖により下げが止まらず、
結果的に歴史上最大の下落率を記録する日になってしまったわけです。

この歴史的大暴落の犯人は、コンピューター自動売買ポートフォリオインシュランスの採用だと言われております。

ポートフォリオインシュランスは、株価下落時に株の先物を売ることで損失を最小限に抑える手法です。
つまり、下落相場で利益が出るポジションをとることで、本来のポートフォリオの損失と一部相殺させるという考え方です。

これは、株価下落時に先物を売る、更に下落すればもっと売る、というもので、
これがコンピューター自動取引と相まって、売りが売りを呼ぶ無限ループを引き起こしてしまったのです。


但し、ブラックマンデーの本質的な原因はそもそも過熱しすぎていた株式市場にあるとも言えます。

1980年代は世界中で金融緩和が行われており、好調な企業業績を受けて、
あふれたマネーが株式市場に集まり、米国株PERも15年ぶりの高さに達し、
ことあるごとに割高感が指摘されておりました。

これが1987年に米国、ドイツで利上げが行われ、
こうした金融引締めを背景に株高が終焉を迎えたという見方もされております。


何がお伝えしたいかというと、この状況って今の状況とかなり似てますよね。。。

リーマンショック以降、世界中で金融緩和が行われ溢れかえったマネーがあらゆる市場に殺到しております。

米国株も連日史上最高値を更新、
過去100年で6回債務不履行に陥ったアルゼンチンの100年債という超リスク国債に3倍以上の買い手が殺到、
ビットコインという30年前には考えもしなかったであろう市場も活況を呈しております。

そんな中で、米国・欧州では中央銀行がやっと重い腰を上げて金融緩和の出口に向かい、
利上げ、保有国債の段階的縮小に動き始めました。

そして今回の問題は金融引締めが行われ始めている中、
市場はそれらを見て見ぬふりをするかのように米国株は更なる高値を更新し、
20年以上見放され続けてきた日本株も21年ぶりの高値を更新するという状況です。

金融引き締めと株高という相反する要素が同時進行する中、
適正株価からの乖離幅が急速に大きくなり始めており、
ふとした出来事でブラックマンデーを超える大暴落が起こる可能性もあります。。

こういった状況下では、ドルコスト平均法で定額を買い続ける投資家はそのままでも問題ありませんが、
市場の熱気にあおられて割高な株に大量の買いを入れることは控えた方がいいでしょう。

こちらもご参照↓

果たして米国株は割高なのか?~NYダウの理論株価の観点から~

ドルコスト平均法 vs バリュー投資

以上

りろんかぶお

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純利益
(百万ドル)
実績PER
Apple (AA+) 138 155.98 13%  高 5年 805,672 45,687 17.63
Microsoft (AAA) 36 77.91 116%  高 15年 601,109 21,204 28.35
Johnson & Johnson (AAA) 104 142.04 37%  高 54年 381,235 16,540 23.05
Exxon Mobil (AA+) 36 82.74 130%  高 34年 350,578 7,840 44.72
JP Morgan Chase (-) 79 98.11 24%  高 6年 340,412 24,733 13.76
Walmart (AA) 122 86.40 -29%  安 44年 258,094 13,643 18.92
Visa (A+) 33 107.02 224%  高 9年 244,730 5,991 40.85
P&G (AA-) 77 91.59 19%  高 61年 233,381 15,326 15.23
Chevron (AA-) (※1) 118.20
29年 223,989 -497 NA
Pfizer (AA) 36 36.24 1%  高 7年 215,532 7,215 29.87
GE (AA-) 16 23.58 47%  高 204,154 8,831 23.12
Verizon (BBB+) 56 49.21 -12%  安 12年 200,748 13,608 14.75
Coca Cola (AA-) 33 46.59 41%  高 54年 198,721 6,527 30.45
United Health (A+) 136 203.25 49%  高 7年 196,514 7,017 28.01
Home Depot (A) 68 163.24 140%  高 7年 192,430 7,957 24.18
Intel (A+) 35 40.09 15%  高 188,383 10,316 18.26
Merk (AA) 55 63.75 16%  高 6年 173,869 3,920 44.35
Cisco Systems (AA-) 42 33.75 -20%  安 6年 167,129 9,609 17.39
DowDuPont (-) (※2) 70.89 - - 165,597


Boeing (A) 155 259.04 67%  高 6年 153,114 4,895 31.28
Walt Disney (A) 51 99.01 94%  高 152,820 9,391 16.27
IBM (AA-) 213 160.90 -24%  安 21年 148,993 11,872 12.55
McDonald (BBB+) 74 166.50 125%  高 41年 134,864 4,687 28.77
3M (AA-) 107 219.24 105%  高 58年 130,835 5,050 25.91
United Technologies (A-) 55 119.49 117%  高 23年 95,419 5,055 18.88
Goldman Sachs (A+) 241 239.99 0%  安 6年 92,847 7,398 12.55
Nike (AA-) 34 52.69 55%  高 15年 85,965 4,240 20.27
American Express (BBB+) 73 91.90 26%  高 5年 80,045 5,408 14.80
Caterpillar (A) 49 131.55 168%  高 23年 77,742 -67 NA
Travelers (-) 192 133.17 -31%  安 12年 36,748 3,014 12.19
(※1)シェブロンは過去対象期間のフリーキャッシュフローがマイナスの為理論株価計算不可
(※2)ダウデュポンは2017年9月設立のため理論株価計算不可









NYダウ平均株価 17,207.34 23,163.04 35%  高 - 6,531,669 286,410 22.81
(※)シェブロン及びダウデュポンは現在株価を使用。


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[ 2017/10/20 11:56 ] 12.米国株 旬の話題 | TB(-) | CM(0)

IBM 2017年3Q決算-22四半期連続減収でも株価大幅増の理由-

IBMロゴ


こんにちは!
バフェット部のりろんかぶおです!

IBMが2017年第三四半期の決算を発表しましたので、
決算レポートの要約を記します。(一部ロイター記事も参考にしてます)

減収から抜け出せず22四半期連続減収という結果になりました。。

・IBMの2017/3Q売上(3か月分)は前期比0.4%減の$19.2 billion。22四半期連続減収。(アナリスト予想は$18.6 billion)

・戦略的注力分野(Cloud、サイバーセキュリティー、Data Analysis等)の3Q売上は11%増の$8.8billion。売上全体の46%を占める。

・ワトソンで有名なAI分野を含むCognitive Solutionsセグメントの3Q売上は4%増の$4.4billion(アナリスト予想は$4.17billion)。

・2017年の予想EPSは$13.80/株で維持。(アナリスト予想は$13.75/株)


(参照元)
https://www.ibm.com/investor/att/pdf/IBM-3Q17-Earnings-Press-Release.pdf
https://uk.reuters.com/article/uk-ibm-results/ibm-beats-revenue-estimates-hints-at-sales-growth-idUKKBN1CM2YS

IBMはビジネスモデルの大転換中でハードウェアビジネスから、
AI、Cloud、Data Analysisの分野に移行中です。

旧ビジネスモデルの縮小が5年半も続く減収の主因なのですが、
明るい材料としては戦略的注力分野では増収となっている点です。

IBMがAIやCloudの分野で地位を確立できればIBM株は買いでしょうが
AIやCloudといった分野は群雄割拠の競争激しい分野でありIBMが地位を確立できるかどうかは意見が分かれるところであります。

また、IBMの22四半期連続減収という決算レポートを受け、なんと株価は大幅に増加(9%増)しました!
これは売上がアナリスト予想を上回ったからなんですね。

このように株価というのは、将来の業績予想を既に株価に織り込んでいるので、
たとえ売上が下がっても、それが市場の予想を上回れば株価は上昇します。

このように市場からの期待感が薄い銘柄というのは、結構割安に放置され気味です。

投資家から見向きもされない銘柄が真のリターンを生み出すご参照!

逆に誰もが将来に期待する企業というのは、その時点で株価が過剰期待を織り込むので、
まずまずの業績を残してもその後株価は下落していきます。

例えばFANG銘柄(Facebook、Amazon、Netflix、Google)のような人気銘柄は
既に過剰期待が織り込まれているので株価が割高となっているといえるでしょう。

順調な景気が続いている時は人気が人気を呼び株価は上昇を続けますが、
ふとした出来事で一気に適正株価まで調整(大暴落)されるので
長期投資家としては手を出さないのが賢明な判断といえるでしょう。

FANG銘柄を買ってはいけない理由ご参照!

以上

りろんかぶお

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<NYダウ銘柄理論株価一覧>

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(5年以上のみ)
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(2017/10/19)
最新決算年
純利益
(百万ドル)
実績PER
Apple (AA+) 138 159.76 16%  高 5年 825,197 45,687 18.06
Microsoft (AAA) 36 77.61 116%  高 15年 598,795 21,204 28.24
Johnson & Johnson (AAA) 104 140.68 35%  高 54年 377,585 16,540 22.83
Exxon Mobil (AA+) 36 82.76 130%  高 34年 350,663 7,840 44.73
JP Morgan Chase (-) 79 97.99 24%  高 6年 339,996 24,733 13.75
Walmart (AA) 122 86.22 -29%  安 44年 257,557 13,643 18.88
Visa (A+) 33 107.80 227%  高 9年 246,513 5,991 41.15
P&G (AA-) 77 92.77 20%  高 61年 236,388 15,326 15.42
Chevron (AA-) (※1) 118.15
29年 223,895 -497 NA
Pfizer (AA) 36 35.83 0%  安 7年 213,094 7,215 29.53
GE (AA-) 16 23.12 45%  高 200,172 8,831 22.67
Verizon (BBB+) 56 48.65 -13%  安 12年 198,463 13,608 14.58
United Health (A+) 136 205.23 51%  高 7年 198,429 7,017 28.28
Coca Cola (AA-) 33 46.40 41%  高 54年 197,910 6,527 30.32
Home Depot (A) 68 163.45 140%  高 7年 192,678 7,957 24.21
Intel (A+) 35 40.25 15%  高 189,135 10,316 18.33
Merk (AA) 55 63.51 15%  高 6年 173,214 3,920 44.19
Cisco Systems (AA-) 42 33.55 -20%  安 6年 166,138 9,609 17.29
DowDuPont (-) (※2) 70.78 - - 165,340


Boeing (A) 155 260.04 68%  高 6年 153,705 4,895 31.40
Walt Disney (A) 51 98.25 93%  高 151,647 9,391 16.15
IBM (AA-) 213 159.53 -25%  安 21年 148,672 11,872 12.52
McDonald (BBB+) 74 165.77 124%  高 41年 134,273 4,687 28.65
3M (AA-) 107 218.27 104%  高 58年 130,256 5,050 25.79
United Technologies (A-) 55 119.18 117%  高 23年 95,171 5,055 18.83
Goldman Sachs (A+) 241 242.03 0%  高 6年 93,636 7,398 12.66
Nike (AA-) 34 52.30 54%  高 15年 85,328 4,240 20.12
American Express (BBB+) 73 92.08 26%  高 5年 81,397 5,408 15.05
Caterpillar (A) 49 131.29 168%  高 23年 77,589 -67 NA
Travelers (-) 192 130.02 -32%  安 12年 35,879 3,014 11.90
(※1)シェブロンは過去対象期間のフリーキャッシュフローがマイナスの為理論株価計算不可
(※2)ダウデュポンは2017年9月設立のため理論株価計算不可









NYダウ平均株価 17,206.24 23,157.60 35%  高 - 6,538,715 286,410 22.83
(※)シェブロン及びダウデュポンは現在株価を使用。


※当ブログで紹介する理論株価は、いくつかの前提条件をりろんかぶおが独自に設定している為、その前提条件次第では計算結果が異なってきます。また当ブログは、投資に関する情報を掲載していますが、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。また、読者が当ブログの情報を用いて行う投資判断の一切について責任を負うものではありません。



[ 2017/10/19 12:18 ] 12.米国株 旬の話題 | TB(-) | CM(0)

NYダウ 配当+自社株買い利回りランキング

株主還元ランキング


こんにちは!
バフェット部のりろんかぶおです!

以下リンク記事で、株主還元は配当だけでなく自社株買いも含めて考える必要があり、
配当よりも自社株買いの方が株主にとってはメリットがあるという話をしました。

配当 vs 自社株買!本質的なリターンの差は税金というのは間違い!

多くの場合、配当利回りのみに目が行ってしまいがちですが、
株主還元を見る上では配当+自社株買いの利回りを見るのが本質となるでしょう!
(実際に米国企業の年次報告書では、「配当と自社株買い合わせて○○ドルを株主に還元しました」というような書き方をします)

今回はNYダウ銘柄の配当+自社株利回りランキングを作ってみましたので以下ご参照ください。

1位はマクドナルドです!
マクドナルドは41年連続増配銘柄で配当だけでも十分魅力的ですが、自社株買いもかなり積極的なんですね!

逆にベライゾンは配当利回りだけで4.73%ありますが、2016年の自社株買いはゼロです。
このように配当+自社株買いで見ると違った景色が見えますね。

但し、自社株買いは配当と違って、年ごとに大きくぶれるのでそこらへんは注意が必要です。

NYダウ銘柄の配当+自社株利回りランキング





Untitled spreadsheet

NYダウ銘柄

企業名(時価総額順)
※カッコ内はS&P格付
※企業名クリックで
財務分析が見れます
配当/株 自社株買/株 株価
(2017/10/18)
配当+自社株買
利回り
(2017/10/18)


McDonald (BBB+) 3.61 13.63 165.4 10.42%

Travelers (-) 2.62 8.84 128.65 8.91%

Goldman Sachs (A+) 2.60 15.48 236.09 7.66%

American Express (BBB+) 1.22 4.90 91.69 6.67%

IBM (AA-) 5.50 3.70 146.54 6.28%

Walt Disney (A) 1.42 4.69 98.36 6.21%

Boeing (A) 4.36 11.34 258.62 6.07%

Cisco Systems (AA-) 1.10 0.86 33.6 5.83%

Pfizer (AA) 1.20 0.82 36.2 5.58%

Walmart (AA) 2.00 2.72 85.98 5.49%

Home Depot (A) 2.76 5.72 163.35 5.19%

Nike (AA-) 0.70 1.96 52 5.12%

P&G (AA-) 2.70 2.04 92.8 5.11%

3M (AA-) 4.44 6.29 217.75 4.93%

Merk (AA) 1.85 1.25 63.22 4.90%

Coca Cola (AA-) 1.40 0.86 46.52 4.86%

Apple (AA+) 2.18 5.57 160.47 4.83%

Verizon (BBB+) 2.29 0.00 48.4 4.73%

Johnson & Johnson (AAA) 3.15 3.32 140.79 4.60%

JP Morgan Chase (-) 1.88 2.55 97.62 4.54%

United Technologies (A-) 2.62 2.79 119.36 4.53%

GE (AA-) 0.93 0.00 23.19 4.01%

Intel (A+) 1.04 0.55 39.79 4.00%

Exxon Mobil (AA+) 2.98 0.24 82.96 3.88%

Microsoft (AAA) 1.56 1.43 77.59 3.85%

Visa (A+) 0.56 3.36 107.54 3.65%

Chevron (AA-) 4.29 0.00 120.22 3.57%

United Health (A+) 2.38 2.60 203.89 2.44%

Caterpillar (A) 3.08 0.00 130.54 2.36%

DowDuPont (-) - - 70.88 -









以上

りろんかぶお

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NYダウ銘柄理論株価一覧
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NYダウ銘柄
企業名(時価総額順)
※カッコ内はS&P格付け
※企業名クリックで
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理論株価 現在株価
(ドル)
(2017/10/18)
割安度
割高度
連続増配
(5年以上のみ)
時価総額
(百万ドル)
(2017/10/18)
最新決算年
純利益
(百万ドル)
実績PER
Apple (AA+) 138 160.47 16%  高 5年 828,864 45,687 18.14
Microsoft (AAA) 36 77.59 116%  高 15年 598,640 21,204 28.23