バフェット部-東大卒商社マンが理論株価を全力分析!

全ての株式投資家に通ずる永遠の問い、「なにをいつ買うか?」に徹底的に向き合うサイト!M&Aを手掛ける東大卒現役商社マン(証券アナリスト資格有)が理論株価を全力分析し、「割安価格」の正体を突き止める!

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【ナイキ】 世界最大のスポーツ用品メーカーの理論株価は?(2017年)

rogo-NKE-2016.png


こんにちは!
バフェット部のりろんかぶおです!

このブログではあらゆる企業の財務分析及び理論株価を広く共有し、
「どの銘柄を、いつ買えばいいのか?」の判断材料の一つとしていただくことを目的としております!

今回の銘柄は世界最大のスポーツ用品メーカー、

ナイキ

です!

ナイキといえば日本でも知らない人はいないと思います。

りろんかぶおも少年の頃には、ナイキの靴への憧れがありました。
(でも高くて買えませんでした)

クラスでもちょっとこじゃれた少年や、いわゆるイケメンはみんなナイキの靴を履いていたような気がします。

ナイキはやっぱりかっこいいですし、やはり強力なブランド力がありますよね!

そんなナイキの過去5年間の株価推移は以下の通り(MSNマネー抜粋)。
kabuka-2017-NKE.png

今回も以下の順でナイキ株を分析していきます。

目次
1. 財務分析
2. 理論株価
3. 結論
4. NYダウ銘柄理論株価一覧





詳細

1.財務分析
(1)売上高・純利益推移


uriage-2017-NKE.png

ナイキといえば、小さい頃から超有名な企業ですが、
未だに売上高・純利益はぐんぐん伸びておりますね!

また売上高の構成比率は以下の通りです。
uriagekousei-2017-NKE.png

なんだかんだでスポーツシューズが一番売れているようです。

単価の低い靴や服だけで売上高3兆円もあるのでほんとすごいですよね。

次に地域別売上高を見ていきましょう。
uriagearea-2017-NKE.png

やはり北米がメインですが、こう見るとヨーロッパでもかなり人気があるようですね!

デザイン性が優れている為に、値段もそこそこするので、
どちらかというと先進国での売り上げがメインという感じです!


(2)配当金・自社株買い推移

haito-2017-NKE.png
haitoseiko-2017-NKE.png

配当利回りは、2017年9月30日現在で

1.37%!(低い。。)

配当利回りも配当性向も低めですが、表を見ていただければお分かりの通り、
ナイキは自社株買いを大量にしている企業です。

配当と自社株買いによる株主還元を合わせるとなんと純利益対比100%超えです。
つまり2017年度に稼いだお金以上を株主に還元しているということです!!
ちなみに配当+自社株買い利回りはなんと5.1%!!

このように株主還元としては、配当だけでなく自社株買いもしっかりと見ていく必要があります。

ちなみに、ナイキは15年連続増配銘柄でもあり、
こういった点からも株主還元に熱心な企業であることがわかります。


2.理論株価


それでは、お待ちかねの理論株価です!

理論株価の計算には、
M&Aのファイナンシャルアドバイザーなどがメインで使用するDiscounted Cash Flow(DCF法)を使います。

ナイキの過去3年のフリーキャッシュフローの平均が、
今後も永久に続くと仮定した場合、
DCF法による理論株価は、










なんと

34ドルとなります!!(2017年9月30日現在51.85ドル)

※DCF法の概要説明はこちら!

これが適正株価だとすると、
現在の株価は53%割高ということになります!!


3.結論


・ナイキは主にスポーツシューズ販売で儲けており、世界的なブランド力を有する。

・2017年は売上34,350百万ドル、純利益4,240百万ドルで直近5年間で常に右肩上がり。

・配当利回りは1.37%(2017年9月30日現在)、15年連続増配、配当性向27%。自社株買いも含めると純利益以上を株主に還元している企業。

・理論株価は34ドル(2017年9月30日現在51.85ドル)で53%割高。

ブランドが確立されており、とてもシンプルなビジネスモデルなので、
もう少し割安感が出てきたら買いたい銘柄ではありますね♪


4. NYダウ銘柄理論株価一覧

(一覧表は随時アップデート中!最新版はこちら!)






Untitled spreadsheet
NYダウ銘柄
企業名(時価総額順)
※カッコ内はS&P格付
※企業名クリックで
財務分析が見れます
理論株価
(ドル)
現在株価
(ドル)
(2017/9/30)
割安度
割高度
連続増配
(2016年迄)
(5年以上のみ)
時価総額
(百万ドル)
(2017/9/30)
最新決算年
純利益
(百万ドル)
実績PER
Apple (AA+) 138 154.12 12%  高 5年 796,065 45,687 17.42
Microsoft (AAA) 56 74.49 33%  高 15年 575,101 16,798 34.24
Johnson & Johnson (AAA) 104 130.01 25%  高 54年 348,947 16,540 21.10
Exxon Mobil (AA+) 36 81.98 128%  高 34年 347,358 7,840 44.31
JP Morgan Chase (-) 79 95.51 21%  高 6年 336,096 24,733 13.59
Visa (A+) 33 105.24 219%  高 9年 240,659 5,991 40.17
Walmart (AA) 122 78.14 -36%  安 44年 233,420 13,643 17.11
P&G (AA-) 78 90.98 17%  高 60年 232,000 10,508 22.08
Chevron (AA-) (※1) 117.50
29年 222,663 -497 NA
Pfizer (AA) 36 35.70 -1%  安 7年 212,320 7,215 29.43
GE (AA-) 16 24.18 51%  高 209,349 8,831 23.71
Verizon (BBB+) 56 49.49 -12%  安 12年 201,890 13,608 14.84
Home Depot (A) 68 163.56 141%  高 7年 192,807 7,957 24.23
Coca Cola (AA-) 33 45.01 36%  高 54年 191,981 6,527 29.41
United Health (A+) 136 195.85 44%  高 7年 189,360 7,017 26.99
Intel (A+) 35 38.08 9%  高 179,319 10,316 17.38
Merk (AA) 55 64.03 16%  高 6年 174,632 3,920 44.55
Cisco Systems (AA-) 42 33.63 -20%  安 6年 168,152 9,609 17.50
DowDuPont (-) (※2) 69.23 - - 161,719


Walt Disney (A) 51 98.57 93%  高 152,141 9,391 16.20
Boeing (A) 155 254.21 64%  高 6年 150,259 4,895 30.70
IBM (AA-) 213 145.08 -32%  安 21年 135,206 11,872 11.39
McDonald (BBB+) 74 156.68 112%  高 41年 126,910 4,687 27.08
3M (AA-) 107 209.90 96%  高 58年 125,261 5,050 24.80
United Technologies (A-) 55 116.08 111%  高 23年 92,696 5,055 18.34
Goldman Sachs (A+) 241 237.19 -2%  安 6年 91,763 7,398 12.40
Nike (AA-) 34 51.85 53%  高 15年 85,106 4,240 20.07
American Express (BBB+) 73 90.46 24%  高 5年 79,965 5,408 14.79
Caterpillar (A) 49 124.71 155%  高 23年 73,700 -67 NA
Travelers (-) 192 122.52 -36%  安 12年 33,809 3,014 11.22
(※1)シェブロンは過去対象期間のフリーキャッシュフローがマイナスの為理論株価計算不可
(※2)ダウデュポンは2017年9月設立のため理論株価計算不可









NYダウ平均株価 17,335.68 22,405.09 29%  高 - 6,360,654 277,186 22.95
(※)シェブロン及びダウデュポンは現在株価を使用。


以上

りろんかぶお

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※当ブログで紹介する理論株価は、いくつかの前提条件をりろんかぶおが独自に設定している為、その前提条件次第では計算結果が異なってきます。また当ブログは、投資に関する情報を掲載していますが、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。また、読者が当ブログの情報を用いて行う投資判断の一切について責任を負うものではありません。

[ 2017/09/30 11:01 ] 5.理論株価&財務分析 | TB(-) | CM(0)

米国税制改革で米国株は23%上昇する?

税制改革_20170928


こんにちは!
バフェット部のりろんかぶおです!

今回は、9月27日に米トランプ大統領が改めて発表した税制改革案について見ていきましょう!

目次
1. 税制改革案概要
2. 米国株投資家へのメリット
3. 法案成立の実現性


1. 税制改革案概要


今回の税制改革案の概要は以下の通りです。

・連邦法人税
現行の35%から20%に引き下げ
(選挙中は15%迄下げるといっていたので実質的な譲歩)

・個人所得税
現在7段階に分かれている税率を12%、25%、35%の3段階に簡素化
最高税率を39.6%から35%に引き下げ

・パススルー企業に課す税率
39.6%から25%に引き下げ

この税制改革の肝となるのは、税収減を埋める他の財源の確保ですが、共和党からはこの点に関しては詳細の説明がなかったようです。


2.米国株投資家へのメリット


この税制改革が実現すると、米国株投資家にとっては大きなところでいうと以下2つのメリットがあると思います。

① 法人税減による米国企業の利益増
単純に減税となるので米国企業の利益が増え、企業価値が増加=適正株価が増加します。
また利益が増加するのでその分株主還元も更に手厚くなることが期待できます。

ちなみに単純に考えると、税制改革前後で税引後利益は以下のように考えることができます。

改革前: 税引後利益=税前利益×(1-35%)
改革後: 税引後利益=税前利益×(1-20%)

(税引後利益=税前利益×(1-20%))÷(税引後利益=税前利益×(1-35%))=123%

つまり改革後には米国企業の米国内利益が23%増えることになります。

かなりシンプルに考えれば、毎年のキャッシュフローが23%改善するので、
企業価値が23%増える=適正株価が23%増加する、ということになります。

② 円安
米国の多くの多国籍企業では、海外で稼いだ利益を米国に戻すとその時点で
巨額の税金が課されてしまうので、今まで利益を米国には戻さず海外でため込んできました。

その額なんと2兆6000億ドルに上るとのこと。

今回の税制改革では、このような本国還流の資金に対する課税が原則行われない方針ですので、
多くの企業が、保有している大量の外貨を米ドルに戻すということが考えられます。

そうすると大量の米ドル買い=米ドル高=円安が起こることが想定されます。


但し、上記2つのメリットは既に市場では十分に織り込まれているので、
今からこれらを材料にして売買を行っても利益は得られませんのでご注意ください。


3. 法案成立の実現性


現在の米国政府は、オバマ大統領時代と異なりねじれ議会が解消し、
上院・下院の過半数及び大統領が全て共和党でそろっている為、
法案を通しやすい状況にあります。

ただ、このような状況下でも税制改革の実現は一筋縄ではいかないといわれております。

それは、上院の議席数が共和党52議席、民主党(独立系を含む)48議席となっている為です。

米国の議会制度において、上院では採決を阻止する目的で議事妨害戦術「フィリバスター」が認められており、
これを中止させるには、60票以上の賛成票が必要となります。

つまり、上院では60議席以上の賛成がないと法案の採決ができないので、
共和党だけでは法案を通せないのです。

但し、代替財源があるのであれば、メリットの多い改革ですので、
今後共和党がどのように民主党を説得していくかが焦点となります!

米国投資家としてはとても重要な改革ですので今後も注意深く見ていきたいと思います!

以上

りろんかぶお

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理論株価一覧
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企業名(時価総額順)
※カッコ内はS&P格付
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理論株価
(ドル)
現在株価
(ドル)
(2017/9/27)
割安度
割高度
連続増配
(2016年迄)
(5年以上のみ)
時価総額
(百万ドル)
(2017/9/27)
最新決算年
純利益
(百万ドル)
実績PER
Apple (AA+) 138 153.22 11%  高 5年 791,003 45,687 17.31
Microsoft (AAA) 56 73.26 31%  高 15年 564,266 16,798 33.59
Johnson & Johnson (AAA) 104 130.94 26%  高 54年 351,443 16,540 21.25
Exxon Mobil (AA+) 36 80.89 125%  高 34年 342,739 7,840 43.72
JP Morgan Chase (-) 79 93.71 19%  高 6年 329,727 24,733 13.33
Walmart (AA) 122 79.39 -35%  安 44年 237,154 13,643 17.38
P&G (AA-) 78 92.65 19%  高 60年 236,259 10,508 22.48
Visa (A+) 33 102.94 212%  高 9年 235,400 5,991 39.29
Chevron (AA-) (※1) 117.52
29年 222,701 -497 NA
GE (AA-) 16 24.93 56%  高 215,843 8,831 24.44
Pfizer (AA) 36 35.30 -2%  安 7年 209,941 7,215 29.10
Verizon (BBB+) 56 49.51 -12%  安 12年 201,971 13,608 14.84
Coca Cola (AA-) 33 45.57 38%  高 54年 194,370 6,527 29.78
Home Depot (A) 68 161.26 137%  高 7年 190,096 7,957 23.89
United Health (A+) 136 192.70 42%  高 7年 186,314 7,017 26.55
Merk (AA) 55 64.76 18%  高 6年 176,623 3,920 45.06
Intel (A+) 35 37.47 7%  高 176,072 10,316 17.07
Cisco Systems (AA-) 42 33.76 -20%  安 6年 167,178 9,609 17.40
DowDuPont (-) (※2) 69.35 - - 162,000


Walt Disney (A) 51 98.63 93%  高 152,234 9,391 16.21
Boeing (A) 155 253.70 64%  高 6年 149,958 4,895 30.63
IBM (AA-) 213 146.56 -31%  安 21年 136,585 11,872 11.50
3M (AA-) 107 211.03 97%  高 58年 125,936 5,050 24.94
McDonald (BBB+) 74 153.35 107%  高 41年 124,213 4,687 26.50
United Technologies (A-) 55 114.72 109%  高 23年 91,610 5,055 18.12
Goldman Sachs (A+) 241 229.94 -5%  安 6年 88,959 7,398 12.02
Nike (AA-) 37 53.72 45%  高 15年 88,143 3,760 23.44
American Express (BBB+) 73 88.69 21%  高 5年 78,400 5,408 14.50
Caterpillar (A) 49 124.51 154%  高 23年 73,582 -67 NA
Travelers (-) 192 122.57 -36%  安 12年 33,823 3,014 11.22
(※1)シェブロンは過去対象期間のフリーキャッシュフローがマイナスの為理論株価計算不可
(※2)ダウデュポンは2017年9月設立のため理論株価計算不可









NYダウ平均株価 17,604.58 22,284.32 27%  高 - 6,334,543 276,706 22.89
(※)シェブロン及びダウデュポンは現在株価を使用。



[ 2017/09/28 10:59 ] 12.米国株 旬の話題 | TB(-) | CM(0)

好きなことだけをして生きていくための資産運用 ~米国株投資なら8年で経済的自由が獲得できる~

経済的自由_20170928


こんにちは!
バフェット部のりろんかぶおです!

今回は、好きなことだけをして生きていくための資産運用
について考えていきたいと思います。

目次
1. 背景
2. 好きなことだけをして生きていくためにはどうしたらいいか?
3. 具体的な提案~米国高配当株投資という方法~
4. 経済的自由までに何年必要か?



1.背景


社会人になって、会社の同僚や、大学時代の友人などと話してつくづく思うのですが、
今の仕事が楽しい人、好きなことを仕事にできている人、好きなことだけで生活できている人って、自分も含めてほとんどいません

会社という大きな組織で雇用されている立場だと、自分の嫌なこともしないといけないし、
馬の合わない人とも仕事しないといけないし、時には無駄だと思うような仕事もしないといけないし、
行きたくもない飲み会に連れていかれることもあります。

確かに、積極的にはしたくないことをすることで、
できることが増えたり、人間関係が広がったり、自分が成長できるというのは確かです!

ただ、そればかりだとやっぱり嫌になってしまいますよね。

りろんかぶおも学生の時は、飲み屋で会社の愚痴ばっかり言う社会人にはなりたくないと思っておりましたが、
実際には友人と一緒に愚痴を言うことも多いです。。

当たり前ですが、みんなが生活のために仕方なく好きでもない仕事をしている社会よりも、
みんなが好きなことや得意なことをして生活している社会の方がいいに決まっていますよね。

そこで今回は、好きなことだけをして生きていくためにはどうしたらいいかを考えていきたいと思います!


好きなことだけをして生きていくためにはどうしたらいいか?


一言でいえば自立することだと思います。

ここでいう自立とは、自分の力で生きていける状態のことを指します。
これは言い換えると、会社に雇用されて給料をもらうのではなく
自分でお金を稼ぐ力を身につける必要があるということです。

会社の愚痴ばかり言っているのに、会社を辞められないのは、
自分でお金を稼ぐ力がないために会社を辞めたら収入がなくなって生活できなくなってしまうからですよね。

自分でお金を稼ぐというと、皆さん「起業」を思い浮かべるかもしれません。

「起業」となると少しハードルが高くて、自分には無理だと思ってしまいそうですが、
例えば、どこかの企業の株式を買って配当を受け取れば
それは立派にお金を稼ぐ力といえます。

りろんかぶおとしてお勧めするのが、
多少の知識があればだれでもできる長期資産運用です。

長期の資産運用では、デイトレーダーのようにパソコンの前に張り付いて売買を繰り返すのではなく、
いったん投資すれば後はほったらかしで、定期的に入ってくる配当や金利、家賃収入を不労所得として得ることができます。

不労所得とは文字通り「労働が不要な収入」です。
つまり不労所得で最低限の生活費を稼ぐことができれば、
生活の心配をせずに自分の好きなことだけして生きていけることになります。


3. 具体的な提案~米国高配当株投資という方法~


では具体的にはどのような資産運用で不労所得をえればいいのでしょうか?

りろんかぶおのお勧めは、高配当の米国株への投資です。

なぜかというと

① 米国株は、その力強い経済を背景に長期で見ると常に右肩上がりで上昇し続けているため、しっかりとした銘柄に投資すれば株式投資で心配な元本割れリスクを低減できる。
(日経平均 vs S&P500(円ベース)!世界最強の米国株は円高に勝てるのか?ご参照)

② 米国は「超」資本主義であるため、企業の経営者の最大のミッションは資本を提供する株主の利益を最大化することであり、配当や自社株買いなどの株主還元が手厚い。
(米国株-連続増配年数ランキングご参照)

具体的な投資対象としては
例えばS&P10種などがあります。

S&P10種とは
・格付会社スタンダードアンドプアーズが厳選した、米国の代表的企業群の集まりがS&P500
・S&P500の中で時価総額上位100社がS&P100
・S&P100の中から配当利回りの高い上位10社がS&P10種
・投資手法は、毎年上記の手法で銘柄の見直し、必要に応じて入れ替えを行う。
・2017年開始時点でのS&P10種は以下の通り

AT&T
Southern Co.
Chevron
Altria Group
Emerson Electric Company
Coca Cola
IBM
Exxon Mobil
Target
Caterpillar


4. 経済的自由までに何年必要か?


普通のサラリーマンが、S&P10種に投資した場合、
経済的に自由=資産運用収益のみで生活できるようになるためには
何年必要かをシミュレーションしてみました。

Untitled spreadsheet

前提条件
















S&P10種配当利回り 4.32% 2017年S&P10種の平均(全て配当再投資する前提)









S&P10種株価上昇 7.00% インフレ効果を除く米国株の過去数十年の平均リターン









税金 20.32%










税後配当利回り 3.44%










売却益(税後) 5.58%










年間手取年収(万円) 416 http://tabibitojin.com/office_salary/#i









年間支出(万円) 180 詳細は以下※ご参照









年間積立額(万円) 236 手取収入ー年間支出













































シミュレーション結果(単位:万円)















1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15

(積立+売却益+配当)累積 236 472 729 1008 1310 1637 1991 2374 2790 3240 3728 4256 4829 5449 6121

税後売却益
13 26 41 56 73 91 111 132 156 181 208 237 269 304

配当(税後)
8 16 25 35 45 56 69 82 96 112 128 147 166 188

売却益+配当合計(税後)
21 43 66 91 118 148 180 214 252 292 336 384 436 492



















(ご家族がいらっしゃる場合は当然支出が増えますが、共働きが可能になり収入も二倍になるので、ご家族がいらっしゃる方にも大方当てはまると思います。)

以上のように、普通のサラリーマンであれば
配当収入のみで考えれば15年
配当+キャピタルゲインで考えればなんと8年
経済的自由を獲得することができます!

アルバイトをして収入を増やしたり、
家賃の安いところに住んで支出を抑えたりすることで
もっと早く経済的自由を達成することも可能です!

皆さんも、もし今現在好きなことをできていないという方は、
短期的な対応と並行して、少し長期的な対応として米国株投資という方法も考えてみてもよいかもしれません。

※ 月間支出
家賃:5万円
光熱費:1万円
食費:5万円
その他:4万円
合計:15万円/月⇒180万円/年

以上

りろんかぶお

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企業名(時価総額順)
※カッコ内はS&P格付
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理論株価
(ドル)
現在株価
(ドル)
(2017/9/27)
割安度
割高度
連続増配
(2016年迄)
(5年以上のみ)
時価総額
(百万ドル)
(2017/9/27)
最新決算年
純利益
(百万ドル)
実績PER
Apple (AA+) 138 153.22 11%  高 5年 791,003 45,687 17.31
Microsoft (AAA) 56 73.26 31%  高 15年 564,266 16,798 33.59
Johnson & Johnson (AAA) 104 130.94 26%  高 54年 351,443 16,540 21.25
Exxon Mobil (AA+) 36 80.89 125%  高 34年 342,739 7,840 43.72
JP Morgan Chase (-) 79 93.71 19%  高 6年 329,727 24,733 13.33
Walmart (AA) 122 79.39 -35%  安 44年 237,154 13,643 17.38
P&G (AA-) 78 92.65 19%  高 60年 236,259 10,508 22.48
Visa (A+) 33 102.94 212%  高 9年 235,400 5,991 39.29
Chevron (AA-) (※1) 117.52
29年 222,701 -497 NA
GE (AA-) 16 24.93 56%  高 215,843 8,831 24.44
Pfizer (AA) 36 35.30 -2%  安 7年 209,941 7,215 29.10
Verizon (BBB+) 56 49.51 -12%  安 12年 201,971 13,608 14.84
Coca Cola (AA-) 33 45.57 38%  高 54年 194,370 6,527 29.78
Home Depot (A) 68 161.26 137%  高 7年 190,096 7,957 23.89
United Health (A+) 136 192.70 42%  高 7年 186,314 7,017 26.55
Merk (AA) 55 64.76 18%  高 6年 176,623 3,920 45.06
Intel (A+) 35 37.47 7%  高 176,072 10,316 17.07
Cisco Systems (AA-) 42 33.76 -20%  安 6年 167,178 9,609 17.40
DowDuPont (-) (※2) 69.35 - - 162,000


Walt Disney (A) 51 98.63 93%  高 152,234 9,391 16.21
Boeing (A) 155 253.70 64%  高 6年 149,958 4,895 30.63
IBM (AA-) 213 146.56 -31%  安 21年 136,585 11,872 11.50
3M (AA-) 107 211.03 97%  高 58年 125,936 5,050 24.94
McDonald (BBB+) 74 153.35 107%  高 41年 124,213 4,687 26.50
United Technologies (A-) 55 114.72 109%  高 23年 91,610 5,055 18.12
Goldman Sachs (A+) 241 229.94 -5%  安 6年 88,959 7,398 12.02
Nike (AA-) 37 53.72 45%  高 15年 88,143 3,760 23.44
American Express (BBB+) 73 88.69 21%  高 5年 78,400 5,408 14.50
Caterpillar (A) 49 124.51 154%  高 23年 73,582 -67 NA
Travelers (-) 192 122.57 -36%  安 12年 33,823 3,014 11.22
(※1)シェブロンは過去対象期間のフリーキャッシュフローがマイナスの為理論株価計算不可
(※2)ダウデュポンは2017年9月設立のため理論株価計算不可









NYダウ平均株価 17,604.58 22,284.32 27%  高 - 6,334,543 276,706 22.89
(※)シェブロン及びダウデュポンは現在株価を使用。



[ 2017/09/27 22:54 ] 15.自己啓発 | TB(-) | CM(0)

米国株投資における米国インフレ vs 円高

こんにちは!
バフェット部のりろんかぶおです!

このブログではあらゆる企業の財務分析及び理論株価を広く共有し、
「どの銘柄を、いつ買えばいいのか?」の判断材料の一つとしていただくことを目的としております!

今回は、米国株投資における米国インフレ vs 円高について見ていきましょう!

以前以下二つの記事で、日本人の米国株投資における為替リスクは、長期で見れば米国のインフレによる株価上昇によって相殺されるため、あまり気にしなくてよい、ということを言いましたが、今回は歴史的にこの証言が正しいかどうかを確認してみたいと思います。

日経平均 vs S&P500(円ベース)!世界最強の米国株は円高に勝てるのか?
円高の正体!日米間の物価格差に見る為替トレンド!


目次
1. インフレ率の分だけ株価が上昇する原理
2. 為替変動が米国のインフレに相殺される原理
3. 評価方法と結果



1. インフレ率の分だけ株価が上昇する原理


まずはインフレ率の分だけ株価が上昇する原理についての説明です。

例えば、1.00ドルのはさみを年間で1個だけ売り上げ、時価総額が10.00ドルの企業を考えてみましょう!

世の中で2%のインフレが起こったとするとこの企業は1.02ドルではさみを売れるようになるので、
年間売上は1.02ドルになり、物価が維持される限り半永久的に1.02ドルで売れることになります。

企業の価値=時価総額というのは、将来のキャッシュフローの積上げ(正確には将来の利益は時間の価値の分割り引いて積上げます)ですので、
積上げられる全てのキャッシュフローが2%分増えるので、時価総額も2%分増えるということになります。

株価は時価総額÷株式数なので、株価も2%増えるということになります。

つまり、株価はインフレと同じパーセンテージ分だけ上昇することが計算で求められます。


2. 為替変動が米国のインフレに相殺される原理


次に、為替変動が米国のインフレに相殺される原理についての説明です。

例えば、上記のはさみを売る企業は実質成長率は常にゼロで、
インフレ率の分のみ株価が上昇するものとします。

現在為替レートは100円/ドルで、りろんかぶおは全財産である100円を1ドルに両替し、はさみの企業に投資します。

翌年米国では2%のインフレが起こり、日本では2%のデフレが起こりました。

円高の正体!日米間の物価格差に見る為替トレンド!で説明の通り、
購買力平価の原理が働き、為替は「日本の物価」÷「米国の物価」で計算されるため、為替は

98円(100円の物が2%デフレ)÷1.02ドル(1ドルの物が2%インフレ)=96円/ドル

になります。

一方、りろんかぶおの投資リターンに目を向けると、1ドル投資していたものが、インフレで1.02ドルになっております。
これを売却して日本円に戻すと、この時の為替レート96円/ドルをかけて、1.02×96円/ドル=98円が戻ってきます。

りろんかぶおが投資した時100円だったものが、98円になってしまいましたが、
その間に日本でデフレが起こって100円だったはさみも98円で買えるようになっている為、
実質的にはお金の価値は減っていないことになります。

このように、為替が購買力平価の原理で動くことを前提とすれば、
両国間の為替変動は、両国間のインフレ格差によって相殺されることがわかります!

それでは実際に歴史を振り返った時にこの原理が正しいかどうかをデータで見ていきましょう!


3. 評価方法と結果


ここでは前述した原理が、過去のデータ上どうなっているかを見るために、
以下二つの推移を見ていきましょう!

①日本の物価(CPI)
②米国の各年の物価(CPI)にその時々の為替レートをかけたもの(円に戻したもの)


購買力平価の原理に基づけば、①と②がほぼ同値で推移するはずです。
②>①となっていると、米国のインフレによる株価上昇が円高を上回っていることになるので
米国投資家の観点で見れば、②>①のほうが好ましいことになります。

基準年を1980年、1990年、2000年の3パターンで調べてみた結果が以下の通りです。


米国インフレ vs 円高 ver2


上記をみてわかる通り、特に1980年を基準年とした場合、①>②の関係が顕著ですね。

これは1985年のプラザ合意により、急激に円高が進んだため、
この期間を含むとなかなか①と②の相関性が見えづらくなってしまいます。

一方、1990年、2000年を基準年とした場合は、乖離する年もあるものの、
大きなトレンドとしては同じ方向に動いておりますね。

また、3つのどのケースで見ても2016年末時点では②>①の関係となっており、
米国投資家にとっては喜ばしい結果となっております。

この結果だけを見ると、少し微妙なところはありますが、
それでもやはり米国投資家にとって、円高トレンドは米国のインフレによる株価上昇が相殺しているということが言えると思います!

以上

りろんかぶお

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※当ブログで紹介する理論株価は、いくつかの前提条件をりろんかぶおが独自に設定している為、その前提条件次第では計算結果が異なってきます。また当ブログは、投資に関する情報を掲載していますが、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。また、読者が当ブログの情報を用いて行う投資判断の一切について責任を負うものではありません。

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Apple (AA+) 138 150.55 9%  高 5年 777,625 45,687 17.02
Microsoft (AAA) 56 73.26 31%  高 15年 564,266 16,798 33.59
Johnson & Johnson (AAA) 104 131.17 26%  高 54年 352,060 16,540 21.29
Exxon Mobil (AA+) 36 80.98 125%  高 34年 343,121 7,840 43.77
JP Morgan Chase (-) 79 94.12 19%  高 6年 331,205 24,733 13.39
P&G (AA-) 78 92.72 19%  高 60年 236,437 10,508 22.50
Walmart (AA) 122 79.15 -35%  安 44年 236,437 13,643 17.33
Visa (A+) 33 103.02 212%  高 9年 235,583 5,991 39.32
Chevron (AA-) (※1) 117.99
29年 223,591 -497 NA
GE (AA-) 16 25.11 57%  高 217,401 8,831 24.62
Pfizer (AA) 36 35.51 -1%  安 7年 211,190 7,215 29.27
Verizon (BBB+) 56 49.90 -11%  安 12年 203,562 13,608 14.96
Coca Cola (AA-) 33 45.69 38%  高 54年 194,882 6,527 29.86
Home Depot (A) 68 161.10 137%  高 7年 189,908 7,957 23.87
United Health (A+) 136 191.75 41%  高 7年 185,395 7,017 26.42
Merk (AA) 55 65.18 19%  高 6年 177,769 3,920 45.35
Intel (A+) 35 37.16 6%  高 174,615 10,316 16.93
Cisco Systems (AA-) 42 33.72 -20%  安 6年 166,980 9,609 17.38
DowDuPont (-) (※2) 70.34 - - 164,312


Walt Disney (A) 51 99.57 95%  高 153,684 9,391 16.37
Boeing (A) 155 254.32 64%  高 6年 150,324 4,895 30.71
IBM (AA-) 213 145.87 -32%  安 21年 135,942 11,872 11.45
McDonald (BBB+) 74 156.26 111%  高 41年 126,570 4,687 27.00
3M (AA-) 107 210.73 97%  高 58年 125,757 5,050 24.90
United Technologies (A-) 55 114.29 108%  高 23年 91,267 5,055 18.05
Goldman Sachs (A+) 241 230.26 -4%  安 6年 89,083 7,398 12.04
Nike (AA-) 37 53.23 44%  高 15年 87,371 3,760 23.24
American Express (BBB+) 73 88.21 21%  高 5年 77,976 5,408 14.42
Caterpillar (A) 49 124.32 154%  高 23年 73,470 -67 NA
Travelers (-) 192 122.67 -36%  安 12年 33,850 3,014 11.23
(※1)シェブロンは過去対象期間のフリーキャッシュフローがマイナスの為理論株価計算不可







(※2)ダウデュポンは2017年9月設立のため理論株価計算不可
















NYダウ平均株価 17,615.23 22,296.09 27%  高 - 6,331,633 276,706 22.88
(※)シェブロン及びダウデュポンは現在株価を使用。










[ 2017/09/26 14:13 ] 11.投資の勉強部屋 | TB(-) | CM(0)

GDPに見る日米の実力格差!

こんにちは!
バフェット部のりろんかぶおです!

このブログではあらゆる企業の財務分析及び理論株価を広く共有し、
「どの銘柄を、いつ買えばいいのか?」の判断材料の一つとしていただくことを目的としております!

今回は、GDPに見る日米の実力格差について見ていきましょう!
これを見るだけでも、米国株の魅力がお分かりになるかと思います!

目次
1. GDP・名目GDP・実質GDPとは
2. 日米の名目GDP(ドルベース)推移
3. 日米の人口推移


1. GDP・名目GDP・実質GDPとは


GDPとは、Gross Domestic Productsの略で、
簡単に言うと、国民が1年間で稼いだ金額の合計です。


例えば、お刺身のケースを考えてみましょう!

① 漁師が海で魚を釣って、卸売業者に100円で売る。(100円の利益)
② 卸売業者が居酒屋に150円で売る。(150円-100円=50円の利益)
③ 居酒屋がお客さんにお刺身として200円で売る。(200円-150円=50円の利益)

この場合のGDPを計算すると、

①漁師の利益100円+②卸売業者の利益50円+②居酒屋の利益50円=200円

がGDPということになります!


このようにほとんどの場合は商品の最終販売価格の合計ということになりますが、
海外から輸入した場合は、最終販売価格から海外からの仕入額を差し引く必要があります。


次に名目GDP実質GDPの説明です。


例えば上記の刺身のケースで考えてみましょう!

ある年、居酒屋では刺身が年間で100点売れました。
そして翌年にはインフレが起こり、刺身の価格が250円になりましたが、年間200点売れました。

1年目は、名目GDP、実質GDPは共に200円×100=20000円ですね。


但し2年目、普通に考えれば250円×200=50000円ですね。
このように単純に計算したものは名目GDPとなります。


ただ、2年目に関してはインフレが含まれているので、
実際の消費活動がどれだけ増えたかは価格の影響を除外して考える必要があります。
そうすると価格が変わらなかった場合のGDPは200円×200=40000円ですね。

これが実質GDPです。

つまり名目GDPは単純に計算したGDP
実質GDPは物価変動を除外した時のGDPということになります。


2. 日米の名目GDP(ドルベース)推移


それでは、実際に日米のGDPを見ていきましょう!

まずは米国から!(ここでは名目GDPを見ていきます)
米国GDP推移_20170924

まっすぐな右肩上がりですね!!
1980年から2016年までで実に6.5倍にまで増えております!
通常先進国では、経済が成熟しているのでなかなか大きな伸びは難しいのですが、
米国は別格です!

次に日本です!
日本GDP推移_20170924

米国のを見た後に見ると、かなり残念です。。
1995年以降頭打ちになっており、
2016年時点では1995年のGDPを下回っている状況です。

またGDP(単位:10億ドル)の規模で見ても、2016年時点で米国は18,569に対し、
日本は4,938です。。経済規模にして米国は日本の4倍程ということになります。。

現在GDPの世界ランクでは、米国1位、日本3位ですが(2位は中国)
米国と日本では到底埋まることのないであろう差があるのが実態です。。

日本のGDPはなぜここまで停滞し、
米国のGDPはなぜここまで堅調に伸び続けているのでしょうか?

大きな要因は人口です。
人口が多ければ多いほど、その分消費も増えるので、
GDPを考える上で、人口はとても大きな要因になります。


3. 日米の人口推移


以下が日米の人口推移です。

米国
米国人口推移_20170924

日本
日本人口推移_20170924

人口が増え続ける米国に対し、日本は2011年を境に減少に転じております。
2016年時点の規模でいうと、米国は3億2300万人、日本は1億2700万人となり、
米国は日本の約3倍ですね。

ここまでの差が広がってしまった理由の一つは、
米国が「移民を受け入れている」からです。

2015年時点の米国での移民の人数は4300万人となります。
移民が米国で子供を産んだ場合、その子供は米国人となるため、移民にはカウントされませんが、
そういった移民の子供も含めると8300万人になるとのこと。
データソース:http://www.migrationpolicy.org/article/frequently-requested-statistics-immigrants-and-immigration-united-states

移民の子供迄含めると実に人口の26%が移民系ということになります。

りろんかぶおも米国駐在経験がありますが、
一緒に働く人も、白人、黒人、ヒスパニック、アジア系と非常に多種多様でした。

米国では、このように多種多様な人がいる為、様々な考え方があり、
それらを受け入れる文化があります!

未だに人種差別は消えていないと思っておりますが、
それでも能力があれば白人でなくても上に上がれるのが実力社会の米国です!

ウーバーに乗ると、移民系のドライバーが多いのですが、
話してみるとほとんどがアメリカンドリームを夢見て米国に来たという人が本当に多かったです!

どこかの米国政府機関の人も、「米国の競争力の源泉は多種多様な人種が存在することである」といっておりましたが、
まさにその通りだと思います!

こういった面を考えてみても、米国経済は世界でも突出しており、
そういった国々の超グローバル企業に投資するというのは株式投資をする人全てにとって、
最も魅力的な選択肢になると思います!

今後も共に米国株投資を楽しんでいきましょう!

※本記事のグラフデータは全てhttp://ecodb.net/を参照しております。

以上

りろんかぶお

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※当ブログで紹介する理論株価は、いくつかの前提条件をりろんかぶおが独自に設定している為、その前提条件次第では計算結果が異なってきます。また当ブログは、投資に関する情報を掲載していますが、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。また、読者が当ブログの情報を用いて行う投資判断の一切について責任を負うものではありません。

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(ドル)
(2017/9/24)
割安度
割高度
連続増配
(2016年迄)
(5年以上のみ)
時価総額
(百万ドル)
(2017/9/24)
最新決算年
純利益
(百万ドル)
実績PER
アップル (AA+) 138 151.89 10%  高 5年 784,546 45,687 17.17
マイクロソフト (AAA) 56 74.41 33%  高 15年 574,484 16,798 34.20
ジョンソン エンド ジョンソン (AAA) 104 131.39 26%  高 54年 352,651 16,540 21.32
エクソンモービル (AA+) 36 79.92 122%  高 34年 338,629 7,840 43.19
JPモルガン・チェース (-) 79 94.83 20%  高 6年 333,703 24,733 13.49
VISA (A+) 33 105.56 220%  高 9年 241,391 5,991 40.29
ウォルマート (AA) 122 79.53 -35%  安 44年 237,572 13,643 17.41
P&G (AA-) 78 92.24 18%  高 60年 235,213 10,508 22.38
シェブロン (AA-) (※1) 117.29
29年 222,265 -497 NA
GE (AA-) 16 24.87 55%  高 215,323 8,831 24.38
ファイザー (AA) 36 35.96 0%  安 7年 213,867 7,215 29.64
ベライゾン (BBB+) 56 49.90 -11%  安 12年 203,562 13,608 14.96
コカ・コーラ (AA-) 33 45.49 38%  高 54年 194,029 6,527 29.73
ホームデポ (A) 68 159.97 135%  高 7年 188,575 7,957 23.70
ユナイテッドヘルス (A+) 136 193.03 42%  高 7年 186,633 7,017 26.60
メルク (AA) 55 65.13 18%  高 6年 177,633 3,920 45.31
インテル (A+) 35 37.18 6%  高 175,081 10,316 16.97
シスコシステムズ (AA-) 42 33.37 -21%  安 6年 166,852 9,609 17.36
ダウデュポン (※2) 69.96 - - 163,425


ウォルトディズニー (A) 51 98.60 93%  高 152,187 9,391 16.21
ボーイング (A) 155 256.45 65%  高 6年 151,583 4,895 30.97
IBM (AA-) 213 145.13 -32%  安 21年 135,252 11,872 11.39
マクドナルド (BBB+) 74 158.91 115%  高 41年 128,717 4,687 27.46
3M (AA-) 107 210.76 97%  高 58年 125,775 5,050 24.91
ユナイテッドテクノロジーズ (A-) 55 115.01 109%  高 23年 91,842 5,055 18.17
ゴールドマンサックス (A+) 241 231.03 -4%  安 6年 89,380 7,398 12.08
アメリカンエクスプレス (BBB+) 73 88.40 21%  高 5年 78,144 5,408 14.45
キャタピラー (A) 49 124.43 154%  高 23年 73,535 -67 NA
ナイキ (AA-) 37 53.24 44%  高 15年 69,859 3,760 18.58
トラベラーズ (-) 192 122.04 -36%  安 12年 33,677 3,014 11.17
(※1)シェブロンは過去対象期間のフリーキャッシュフローがマイナスの為理論株価計算不可
(※2)ダウデュポンは2017年9月設立のため理論株価計算不可









NYダウ平均株価 17,597.28 22,336.25 27%  高 - 6,335,385 276,706 22.90
(※)シェブロン及びダウデュポンは現在株価を使用。



[ 2017/09/25 09:29 ] 11.投資の勉強部屋 | TB(-) | CM(0)

円高の正体!日米間の物価格差に見る為替トレンド!

こんにちは!
バフェット部のりろんかぶおです!

このブログではあらゆる企業の財務分析及び理論株価を広く共有し、
「どの銘柄を、いつ買えばいいのか?」の判断材料の一つとしていただくことを目的としております!


前回の記事「日経平均 vs S&P500(円ベース)!世界最強の米国株は円高に勝てるのか?」で、
為替とは両国間のインフレ格差、つまり物価で決まるという話をしました。


今回は、物価と為替の関係について以下の順で見ていきたいと思います。

目次
1. 為替レートの長期トレンドを決めるもの
2. 日米の消費者物価指数(CPI)推移
3. 日CPI÷米CPIと為替推移の相関性


1.為替レートの長期トレンドを決めるもの

まずは新ためてドル円チャートを見てみます!
ドル円チャート_20170923

データソース:https://stooq.com/q/d/?s=usdjpy&c=0&d1=19600101&d2=20170921

この通り、ドル円レートは長期で見ると基本的に円高トレンドとなっております。


為替市場はとても巨大で為替レートの決定には様々な要素が複雑に絡みあいます。
ただ、長期で見た時のトレンドは両国間の物価で決まるといわれております。


この考えは購買力平価説と呼ばれ幅広く認知される考え方で、簡単に説明すると以下のような考え方です。


例えば、同じはさみが日本では100円、米国では1ドル買えるとします。
この場合、はさみ自体はものを切るという機能しかなく、日本で買おうと米国で買おうと本質的な価値は一緒ということになります。
そうすると100円と1ドルで同じ価値のものを買えるので、為替レートは100円/ドルということになります。


次に、例えば日本ではデフレが起こり同じはさみが90円、米国ではインフレが起こり1.1ドルになったとします。
この場合為替レートが100円/ドルのままだと、米国でははさみが110円することになってしまいます。
すると必ず、日本で安くはさみを仕入れて米国で高く売るという貿易が行われて為替レートが適正水準に落ち着いていきます。
この時の適正水準は90円÷1.1ドル≒82円/ドルということになります。


つまり日本でデフレが起こると円高になるということです。


では次に、日米の物価の推移を見ていきましょう!


2.日米の消費者物価指数(CPI)推移


各国の物価を表す代表的な指標として消費者物価指数(CPI)があります。
これは各国の統計局が長期データをまとめておりますので誰でも閲覧可能です。

それでは日米のCPIにつき、1970年を基準年とした時の推移を見てみましょう!
CPI推移_20170923

データソース
日本CPI:http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?bid=000001074279&cycode=0
米国CPI:http://www.usinflationcalculator.com/inflation/consumer-price-index-and-annual-percent-changes-from-1913-to-2008/

安定した伸びを見せる米国CPIとは対照的に、
日本CPIは1990年頃から頭打ちになっていますね。。

これを見ればわかる通り、物価が上昇し続ける米国と、停滞する日本ということで
円高が起こりやすい状況になっています。


次に、為替の適正水準を求めるための計算式、
「日本での物の値段÷米国の物の値段」=「日本CPI÷米国CPI」
の推移を見ていきましょう!


3. 日CPI÷米CPIと為替推移の相関性


日米CPI対比_20170923

※基準年は1970年

米国のインフレ率が日本を長期で上回るため、基本的には下落トレンドですね。


つまり、購買力平価説に基づけば今の円高トレンドが証明できるわけです。


米国株投資家としては円安になってほしいものですが、
日本はこの物価停滞状態を脱却し、米国のインフレ率を上回らなければ、
購買力平価の原理からは大きな円安は見込めないということになります。


但し、「日経平均 vs S&P500(円ベース)!世界最強の米国株は円高に勝てるのか?」
でご説明の通り、円高トレンドが続いたとしても、
円高によるマイナスの影響を、米国インフレによる米国株上昇というプラスの影響が一部相殺してくれるため、
為替はそこまで気にする必要はないと思われます。

とはいえ、米国株投資家にとって為替動向はとても重要ですので、今後も分析を続けていきたいと思います。

理論株価一覧
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純利益
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実績PER
アップル (AA+) 138 151.89 10%  高 5年 784,546 45,687 17.17
マイクロソフト (AAA) 56 74.41 33%  高 15年 574,484 16,798 34.20
ジョンソン エンド ジョンソン (AAA) 104 131.39 26%  高 54年 352,651 16,540 21.32
エクソンモービル (AA+) 36 79.92 122%  高 34年 338,629 7,840 43.19
JPモルガン・チェース (-) 79 94.83 20%  高 6年 333,703 24,733 13.49
VISA (A+) 33 105.56 220%  高 9年 241,391 5,991 40.29
ウォルマート (AA) 122 79.53 -35%  安 44年 237,572 13,643 17.41
P&G (AA-) 78 92.24 18%  高 60年 235,213 10,508 22.38
シェブロン (AA-) (※1) 117.29
29年 222,265 -497 NA
GE (AA-) 16 24.87 55%  高 215,323 8,831 24.38
ファイザー (AA) 36 35.96 0%  安 7年 213,867 7,215 29.64
ベライゾン (BBB+) 56 49.90 -11%  安 12年 203,562 13,608 14.96
コカ・コーラ (AA-) 33 45.49 38%  高 54年 194,029 6,527 29.73
ホームデポ (A) 68 159.97 135%  高 7年 188,575 7,957 23.70
ユナイテッドヘルス (A+) 136 193.03 42%  高 7年 186,633 7,017 26.60
メルク (AA) 55 65.13 18%  高 6年 177,633 3,920 45.31
インテル (A+) 35 37.18 6%  高 175,081 10,316 16.97
シスコシステムズ (AA-) 42 33.37 -21%  安 6年 166,852 9,609 17.36
ダウデュポン (※2) 69.96 - - 163,425


ウォルトディズニー (A) 51 98.60 93%  高 152,187 9,391 16.21
ボーイング (A) 155 256.45 65%  高 6年 151,583 4,895 30.97
IBM (AA-) 213 145.13 -32%  安 21年 135,252 11,872 11.39
マクドナルド (BBB+) 74 158.91 115%  高 41年 128,717 4,687 27.46
3M (AA-) 107 210.76 97%  高 58年 125,775 5,050 24.91
ユナイテッドテクノロジーズ (A-) 55 115.01 109%  高 23年 91,842 5,055 18.17
ゴールドマンサックス (A+) 241 231.03 -4%  安 6年 89,380 7,398 12.08
アメリカンエクスプレス (BBB+) 73 88.40 21%  高 5年 78,144 5,408 14.45
キャタピラー (A) 49 124.43 154%  高 23年 73,535 -67 NA
ナイキ (AA-) 37 53.24 44%  高 15年 69,859 3,760 18.58
トラベラーズ (-) 192 122.04 -36%  安 12年 33,677 3,014 11.17
(※1)シェブロンは過去対象期間のフリーキャッシュフローがマイナスの為理論株価計算不可
(※2)ダウデュポンは2017年9月設立のため理論株価計算不可









NYダウ平均株価 17,597.28 22,336.25 27%  高 - 6,335,385 276,706 22.90
(※)シェブロン及びダウデュポンは現在株価を使用。

以上

りろんかぶお

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※当ブログで紹介する理論株価は、いくつかの前提条件をりろんかぶおが独自に設定している為、その前提条件次第では計算結果が異なってきます。また当ブログは、投資に関する情報を掲載していますが、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。また、読者が当ブログの情報を用いて行う投資判断の一切について責任を負うものではありません。


[ 2017/09/24 12:42 ] 11.投資の勉強部屋 | TB(-) | CM(0)

投資家から見向きもされない銘柄が真のリターンを生み出す

こんにちは!
バフェット部のりろんかぶおです!

このブログではあらゆる企業の財務分析及び理論株価を広く共有し、
「どの銘柄を、いつ買えばいいのか?」の判断材料の一つとしていただくことを目的としております!

本日のテーマは、

市場に見向きもされない銘柄が真のリターンを生み出す!

です!


ジェレミーシーゲルは「株式投資の未来」(書評はこちら)の中で、
以下3つを備えた企業への投資こそが最高のリターンを生み出すことを、
過去の膨大なデータの分析から証明しました。


① 投資家からの期待値が低い
② 安定的に稼ぐビジネスモデルをもつ
③ 配当を出し続ける



このような企業が最高のリターンを生み出す原理は以下の通りです。


 ・投資家からの期待値が低い銘柄は割安価格で放置される

 ・一方でビジネスは安定しているので、しっかりと配当を出し続けることができる

 ・割安価格で推移する中、配当を再投資し続けると、とても効率的に保有株式数を増やすことが可能

 ・投資家からの期待値が低いので株価の上昇は小幅だが、保有株式数の増加により小さな株価上昇で大きな利益を得ることができるような下地が整う。


このような背景から、ジェレミーシーゲルは市場平均を上回るリターンを上げるためには、
誰もが将来に期待を寄せるような業界ではなく、
まずは投資家の期待値が低い企業に目を向けることを勧めております。

(こちらの記事(FANG銘柄を買ってはいけない理由)もご参照!)


では、2017年現在において、①~③を備えた企業はどこなのでしょうか?

まずは「②安定的に稼ぐビジネスモデルをもつ」を満たす銘柄として、
米国の選りすぐりの超優良銘柄群であるNYダウ銘柄を対象としました。

その中から、①、③を満たす条件として、
以下の評価基準を設定しました!

・本サイトで計算された理論株価対比で現在株価が30%以上割安(理論株価の計算方法はこちらご参照)

・PERがS&Pの過去平均17.45倍(株式投資の未来参照)よりも低い

15年以上の連続増配(リーマンショック時でも増配する力があった銘柄)

最下段にある、理論株価一覧表から以上3つの条件を満たす銘柄を探すと
なんと見事に1社だけ該当する企業がありました!

IBMです!

IBMがどれだけ市場が見放されているか、
NYダウとの比較を見てみましょう!(配当再投資は考慮せず)

リターン比較

リーマンショック以降のIBMのリターンは本当にお粗末といえるでしょう。。

IBMはビジネスモデル転換中で、現在21四半期連続減収中です。。
そのため、ビジネスモデル転換に自信を持てない投資家からことごとく見放されている状況です。。

IBMはビジネスモデル転換により既存のハードウェアビジネスを縮小し、
人口知能・クラウドといった事業にビジネスの軸足を移そうとしております。

確かに人口知能、クラウドといった分野には、強大なライバルが多くおりますが、
IBMは知名度のあるワトソン等を武器に競争優位を築こうとしており、実際に注力分野での収益は確実に伸ばしてきております

2017年の上半期にバフェットがIBM保有株式数の約3割を売却したことが話題になりましたが、
一方で残りの7割はまだ保有しているわけです。

りろんかぶおとしては、IBMの土台にあるビジネスモデルの強固さや底力には期待できるのではないかと考えます。
(実際にIBMはりろんかぶおのポートフォリオ比率でトップの銘柄でもあります)

ジェレミーシーゲルが提唱する投資戦略に基づけば、
やはりIBMというのは現時点においてとてもしっくりくる銘柄だと思います!

引き続き分析を続けていきます!

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(百万ドル)
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最新決算年
純利益
(百万ドル)
実績PER
アップル (AA+) 138 151.63 10%  高 5年 783,204 45,687 17.14
マイクロソフト (AAA) 56 74.34 33%  高 15年 573,943 16,798 34.17
ジョンソン エンド ジョンソン (AAA) 104 131.88 27%  高 54年 353,966 16,540 21.40
エクソンモービル (AA+) 36 80.05 122%  高 34年 339,180 7,840 43.26
JPモルガン・チェース (-) 79 94.75 20%  高 6年 333,422 24,733 13.48
VISA (A+) 33 105.44 220%  高 9年 240,819 5,991 40.20
ウォルマート (AA) 122 79.77 -35%  安 44年 238,289 13,643 17.47
P&G (AA-) 78 92.67 19%  高 60年 236,310 10,508 22.49
シェブロン (AA-) (※) 116.95
29年 221,621 -497 NA
GE (AA-) 16 24.84 55%  高 215,063 8,831 24.35
ファイザー (AA) 36 35.94 0%  安 7年 213,748 7,215 29.63
ベライゾン (BBB+) 56 49.20 -12%  安 12年 200,707 13,608 14.75
コカ・コーラ (AA-) 33 45.59 38%  高 54年 194,455 6,527 29.79
ホームデポ (A) 68 159.72 135%  高 7年 188,281 7,957 23.66
ユナイテッドヘルス (A+) 136 193.32 42%  高 7年 186,913 7,017 26.64
メルク (AA) 55 65.39 19%  高 6年 178,342 3,920 45.50
インテル (A+) 35 37.14 6%  高 174,892 10,316 16.95
シスコシステムズ (AA-) 42 32.90 -22%  安 6年 164,502 9,609 17.12
ボーイング (A) 155 258.59 67%  高 6年 152,848 4,895 31.23
ウォルトディズニー (A) 51 98.86 94%  高 152,589 9,391 16.25
IBM (AA-) 213 145.06 -32%  安 21年 135,187 11,872 11.39
マクドナルド (BBB+) 74 159.58 116%  高 41年 129,259 4,687 27.58
3M (AA-) 107 210.79 97%  高 58年 125,793 5,050 24.91
ユナイテッドテクノロジーズ (A-) 55 114.58 108%  高 23年 91,498 5,055 18.10
ゴールドマンサックス (A+) 241 229.45 -5%  安 6年 88,768 7,398 12.00
アメリカンエクスプレス (BBB+) 73 88.53 21%  高 5年 78,259 5,408 14.47
キャタピラー (A) 49 125.06 155%  高 23年 73,907 -67 NA
デュポン (A-) 16 84.72 430%  高 73,521 2,513 29.26
ナイキ (AA-) 37 53.49 45%  高 15年 70,187 3,760 18.67
トラベラーズ (-) 192 121.29 -37%  安 12年 33,470 3,014 11.10
(※)シェブロンは過去対象期間のフリーキャッシュフローがマイナスの為理論株価計算不可









NYダウ平均株価 17,141.25 22,336.25 30%  高 - 6,242,943 279,219 22.36
(※)シェブロンは理論株価計算不可のため、現在株価を使用。

以上

りろんかぶお

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[ 2017/09/23 09:40 ] 11.投資の勉強部屋 | TB(-) | CM(0)

FANG銘柄を買ってはいけない理由

FANG銘柄


こんにちは!
バフェット部のりろんかぶおです!

このブログではあらゆる企業の財務分析及び理論株価を広く共有し、
「どの銘柄を、いつ買えばいいのか?」の判断材料の一つとしていただくことを目的としております!

今回はタイトルの通り、

「FANG銘柄を買ってはいけない理由」

について見ていきましょう。


1. FANG銘柄とは?


FANGとは米国の巨大IT・ネット企業である、
Facebook(SNS)、Amazon(ネット通販)、Netflix(動画配信)、Google(検索エンジン)
の4社の頭文字をとった造語です。

これらの企業の株価は2015年の株式市場で突出したリターンを記録し、
現在最もホットなIT・ネット業界をけん引する代表的な企業群で、米国では流行語にもなりました。

FANG銘柄の直近10年間の株価推移は以下の通り。(Yahooファイナンス抜粋)
FANG銘柄株価推移

どの企業も、株価の上がり方が尋常じゃないです。。
AmazonとNetflixに至っては10年で10倍以上になってますね。。


2. なぜFANG銘柄に投資してはいけないのか?


では、なぜここまで圧倒的なパフォーマンスを示すFANG銘柄をお勧めできないのでしょうか?

結論から言うと、既にかなりの割高水準にあるからです。

ジェレミーシーゲルの代表的名著「株式投資の未来」(書評はこちら)では、
FANG銘柄のように、最も将来を有望視されている企業は、
多くの投資家が群がり既に割高となっており、
こういった銘柄を保有することは将来の長期的な運用成績を押し下げることを
過去の膨大なデータから実証しております。

「そんなこと言ったって、FANG銘柄は今後毎年○○%成長が見込める企業だから大丈夫だ!」

と思うかもしれませんが、市場が判断する最も妥当な期待成長率は
既に今の株価に織り込まれています

なので、今後株価が上がるためには
期待されている成長率を上回る成長を見せないと株価は上がらないということになります。

その時々において、もっともホットな業界というのは大抵、この期待が過剰になり
株価が割高になってしまうものなのです。

ちなみに、2017年8月時点の世界時価総額ランキングは以下の通り。

1位 Apple
2位 Alphabet(Google)
3位 Microsoft
4位 Facebook
5位 Amazon


なんとIT・ネット関連企業が独占!!

そして4銘柄のFANG銘柄の内、実に3銘柄がTop 5入りしております!

これを見るだけでもIT・ネット業界の熱狂ぶりがうかがえます。

では、未だに株価上昇を続けるFANG銘柄は既に割高なのか?という点を
①PERと②DCF法による理論株価の観点から見ていきましょう。


3. FANG銘柄のPER

Untitled spreadsheet


2017/9/20時点


株価 PER

Facebook 172.52 48.46

Amazon 969.86 193.58

Netflix 185.68 422.00

Google 936.86 43.84






PERは以下の計算で求められる指標で、
企業が稼ぐ利益によって何年で投資が回収できるかを指すものです。

PER=株価÷1株当たり純利益

米国の株式市場の歴史ではPER=17倍程度が平均でそれよりも高ければ高いほど割高となりますが、
FANG銘柄は平均を大幅に上回っており、AmazonとNetflixに至っては3桁です。。

PERの観点からは異常な割高水準であるといえます。


4. FANG銘柄の理論株価


NYダウ銘柄の理論株価算出には、直近4~5年間のフリーキャッシュフローの平均が
今後半永久的に続く前提で理論株価を算出しておりますが、
FANG銘柄のような新興企業は通常将来の成長期待によって株が買われているので、
今回は永久成長率を2%としました。

※DCF法の説明はこちら

短期的には成長率はもっと高いかもしれませんが、
2%成長が「永久に続く」というところで
ある程度アグレッシブな前提を置いているのでこんなものかと思います。

Untitled spreadsheet


株価
2017/9/20
理論株価 割高・割安

Facebook 172.52 113 53%割高

Amazon 969.86 323 200%割高

Netflix 185.68 - -

Google 936.86 755 24%割高







上記表から一目でわかる通り、すべての銘柄が割高ですね。
Netflixに至っては、直近のフリーキャッシュフローがマイナスで、理論株価が計算できないほどです。。

AmazonとNetflixに関しては、ほぼ成長期待のみから買われているといっても過言ではありません。


5. まとめ

上記の分析を踏まえて、FANG銘柄は現在かなりの割高水準にあるので
長期投資家としては手を出さない方がいいということが言えるかと思います。

また、ジェレミーシーゲルの教えにある通り、
FANG銘柄に限らず、世の中で注目度の高い企業というのは
その時点で既に株価が割高水準にあることがほとんどなので、
注目されていて将来が期待できそうな企業であればあるほど手を出さないように気を付ける必要があります。

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(ドル)
現在株価
(ドル)
(2017/9/20)
割安度
割高度
連続増配
(2016年迄)
(5年以上のみ)
時価総額
(百万ドル)
(2017/9/20)
最新決算年
純利益
(百万ドル)
PER
アップル (AA+) 138 158.73 15%  高 5年 819,877 45,687 17.95
マイクロソフト (AAA) 56 75.44 35%  高 15年 582,436 16,798 34.67
ジョンソン エンド ジョンソン (AAA) 104 135.22 30%  高 54年 362,930 16,540 21.94
エクソンモービル (AA+) 36 80.22 123%  高 34年 339,901 7,840 43.35
JPモルガン・チェース (-) 79 93.94 19%  高 6年 330,572 24,733 13.37
P&G (AA-) 78 94.17 21%  高 60年 240,135 10,508 22.85
ウォルマート (AA) 122 80.05 -34%  安 44年 239,125 13,643 17.53
シェブロン (AA-) (※) 116.34
29年 220,465 -497 NA
ファイザー (AA) 36 35.45 -2%  安 7年 210,834 7,215 29.22
GE (AA-) 16 24.20 51%  高 209,522 8,831 23.73
ベライゾン (BBB+) 56 49.34 -12%  安 12年 201,278 13,608 14.79
コカ・コーラ (AA-) 33 45.98 39%  高 54年 196,119 6,527 30.05
VISA (A+) 33 105.41 219%  高 9年 192,834 5,991 32.19
ユナイテッドヘルス (A+) 136 194.65 43%  高 7年 188,199 7,017 26.82
ホームデポ (A) 68 157.66 132%  高 7年 185,852 7,957 23.36
メルク (AA) 55 65.95 20%  高 6年 179,869 3,920 45.88
インテル (A+) 35 37.23 6%  高 175,316 10,316 16.99
シスコシステムズ (AA-) 42 32.49 -23%  安 6年 162,452 9,609 16.91
ウォルトディズニー (A) 51 98.43 93%  高 151,925 9,391 16.18
ボーイング (A) 155 252.46 63%  高 6年 149,225 4,895 30.49
IBM (AA-) 213 144.39 -32%  安 21年 134,563 11,872 11.33
マクドナルド (BBB+) 74 157.43 113%  高 41年 127,518 4,687 27.21
3M (AA-) 107 213.56 100%  高 58年 127,446 5,050 25.24
ユナイテッドテクノロジーズ (A-) 55 113.65 107%  高 23年 90,755 5,055 17.95
ゴールドマンサックス (A+) 241 228.91 -5%  安 6年 88,560 7,398 11.97
アメリカンエクスプレス (BBB+) 73 89.00 22%  高 5年 78,674 5,408 14.55
キャタピラー (A) 49 124.74 155%  高 23年 73,718 -67 NA
デュポン (A-) 16 84.72 430%  高 73,521 2,513 29.26
ナイキ (AA-) 37 53.33 44%  高 15年 69,977 3,760 18.61
トラベラーズ (-) 192 120.58 -37%  安 12年 33,274 3,014 11.04
(※)シェブロンは過去対象期間のフリーキャッシュフローがマイナスの為理論株価計算不可









NYダウ平均株価 16,905.51 22,370.80 32%  高 - 6,236,872 279,219 22.34
(※)シェブロンは理論株価計算不可のため、現在株価を使用。

以上

りろんかぶお

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※当ブログで紹介する理論株価は、いくつかの前提条件をりろんかぶおが独自に設定している為、その前提条件次第では計算結果が異なってきます。また当ブログは、投資に関する情報を掲載していますが、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。また、読者が当ブログの情報を用いて行う投資判断の一切について責任を負うものではありません。


[ 2017/09/20 22:02 ] 12.米国株 旬の話題 | TB(-) | CM(0)

【書評】 長期投資の伝説的名著!「株式投資の未来」 by ジェレミー・シーゲル

シーゲル


こんにちは!
バフェット部のりろんかぶおです!

このブログではあらゆる企業の財務分析及び理論株価を広く共有し、
「どの銘柄を、いつ買えばいいのか?」の判断材料の一つとしていただくことを目的としております!

今回は最近読んで勉強になった以下の本を紹介させていただきます!


1. タイトル

「株式投資の未来」

もはや長期株式投資家にとっては
バイブルといっても過言ではない本ですね。

米国株投資のブロガーでも多くの方が
この「株式投資の未来」の教えに則ってポートフォリオを作成しております。

これから株を始める方も、株式投資で既に利益を上げている方も、米国株ではなく日本株に投資している方も、
株式投資に携わる全ての方にお勧めしたい本です。





2. 著者

ジェレミー・シーゲル

・1945年、米国生まれ
・米コロンビア大学卒業後、マサチューセッツ工科大学で経済学博士取得
・現在は、ペンシルベニア大学ウォートンスクール教授(金融学)。その他にテレビ番組のコメンテーター、金融史のコラムニスト、証券会社での教育研修も担当。
・本著以外にも、「株式投資」などのロングセラーの著者でもある。


3. 内容

・株式投資の指南書。過去の米国株式投資リターンの変遷を振り返りながら、
どのような投資戦略が最も高いリターンを得られるかを分析するもの。

・本著の最大のメッセージは「成長の罠」!
過去データを分析することで、以下二つのタイプの企業では②の企業に投資して配当再投資していく方が、
リターンがはるかに良いことを実証。

① 今後成長が期待され、将来が明るい業界の人気銘柄
② ビジネスモデルがしっかりとしており配当をしっかり出し続けるものの、古い業界で今後の成長性があまり見込めない不人気銘柄

・主要因は①のタイプの銘柄は、注目度が高いがために株価が恒常的に割高になってしまう一方、②は注目度が低いために恒常的に割安に放置され、割安価格で配当再投資し続けることで、保有株式数を効率よく増やしていくことが可能であるため。

・上記のことを軸に本著では、①低PER(割安であることを見るための指標)、②高配当、③連続配当、銘柄への長期配当再投資戦略を提唱。

・本の最後には、具体的なポートフォリオ比率、推奨投資商品なども交えながらポートフォリオ戦略が記されている。


4. 感想


・「株式投資の未来」を読んで思ったことは、本著で記されるシーゲル氏の主張は全てが
過去50年程の膨大な株価・配当データに裏付けされており
読者にとって非常に納得感の高い内容となっております。

・本著の魅力は何といっても「成長の罠」!
注目度の高い銘柄に投資するよりも、市場から見向きもされない銘柄に投資する方が
リターンがはるかに高いという衝撃の事実!
これを読むとAmazonやFacebookに投資する気は失せるでしょう。

・また、シーゲル氏が提唱する投資戦略もとても具体的に記されており、
かつ、そういった投資戦略に基づいた時の過去50年のリターンも明記されており、
歴史の教訓を生かした投資戦略となっております。

・データ量がかなり豊富で、株式投資の歴史がふんだんに詰まった内容となっているので、
長期投資家としてはバイブルとして何度でも読み返したい本です!
必読書といえる伝説的な名著ですので是非一読をお勧めいたします!




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アップル (AA+) 138 158.67 15%  高 5年 819,567 45,687 17.94
マイクロソフト (AAA) 56 75.16 34%  高 15年 580,274 16,798 34.54
ジョンソン エンド ジョンソン (AAA) 104 135.38 30%  高 54年 363,360 16,540 21.97
エクソンモービル (AA+) 36 80.09 122%  高 34年 339,350 7,840 43.28
JPモルガン・チェース (-) 79 92.92 18%  高 6年 326,982 24,733 13.22
ウォルマート (AA) 122 80.00 -34%  安 44年 238,976 13,643 17.52
P&G (AA-) 78 93.15 19%  高 60年 237,534 10,508 22.61
シェブロン (AA-) (※) 115.19
29年 218,285 -497 NA
GE (AA-) 16 24.46 53%  高 211,773 8,831 23.98
ファイザー (AA) 36 35.55 -1%  安 7年 211,428 7,215 29.30
コカ・コーラ (AA-) 33 46.11 40%  高 54年 196,673 6,527 30.13
ベライゾン (BBB+) 56 48.09 -14%  安 12年 196,179 13,608 14.42
VISA (A+) 33 104.83 218%  高 9年 191,773 5,991 32.01
ユナイテッドヘルス (A+) 136 198.19 46%  高 7年 191,622 7,017 27.31
ホームデポ (A) 68 157.81 132%  高 7年 186,029 7,957 23.38
メルク (AA) 55 65.99 20%  高 6年 179,978 3,920 45.91
インテル (A+) 35 37.00 6%  高 174,233 10,316 16.89
シスコシステムズ (AA-) 42 32.52 -23%  安 6年 162,602 9,609 16.92
ウォルトディズニー (A) 51 98.10 92%  高 151,415 9,391 16.12
ボーイング (A) 155 253.08 63%  高 6年 149,591 4,895 30.56
IBM (AA-) 213 144.55 -32%  安 21年 134,712 11,872 11.35
3M (AA-) 107 213.76 100%  高 58年 127,565 5,050 25.26
マクドナルド (BBB+) 74 156.68 112%  高 41年 126,910 4,687 27.08
ユナイテッドテクノロジーズ (A-) 55 112.77 105%  高 23年 90,053 5,055 17.81
ゴールドマンサックス (A+) 241 227.53 -6%  安 6年 88,026 7,398 11.90
アメリカンエクスプレス (BBB+) 73 87.87 20%  高 5年 77,675 5,408 14.36
デュポン (A-) 16 84.72 430%  高 73,521 2,513 29.26
キャタピラー (A) 49 123.83 153%  高 23年 73,180 -67 NA
ナイキ (AA-) 37 53.50 45%  高 15年 70,200 3,760 18.67
トラベラーズ (-) 192 120.72 -37%  安 12年 33,312 3,014 11.05
(※)シェブロンは過去対象期間のフリーキャッシュフローがマイナスの為理論株価計算不可









NYダウ平均株価 17,142.78 22,331.35 30%  高 - 6,222,778 279,219 22.29
(※)シェブロンは理論株価計算不可のため、現在株価を使用。

以上

りろんかぶお

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[ 2017/09/19 20:56 ] 13.株式投資お勧め本 | TB(-) | CM(0)

【書評】 貯金が紙くずになる「Xデー」に備えて今こそドルを買え!藤巻健史

ハイパーインフレ2


こんにちは!
バフェット部のりろんかぶおです!

このブログではあらゆる企業の財務分析及び理論株価を広く共有し、
「どの銘柄を、いつ買えばいいのか?」の判断材料の一つとしていただくことを目的としております!

今回は最近読んで勉強になった以下の本を紹介させていただきます!


1. タイトル

「異次元緩和に出口なし!日銀危機に備えよ」





2. 著者

藤巻健史

・1950年、東京生まれ。一橋大学商学部卒業後、三井信託銀行入行
・1980年、米ノースウェスタン大学大学院ケロッグスクールにてMBA取得
・1985年、米モルガン銀行へ転職
・2000年~、著名投資家ジョージソロス氏のアドバイザー、一橋大学・早稲田大学で講義
・現在、日本維新の会所属の参議院議員、東洋学園大学理事、藤巻ジャパン代表取締役

藤巻氏をご存知の方は多いと思いますが、モルガン銀行時代には資金為替部長、東京支店長等を歴任し、東京市場屈指のディーラーとして世界に名を轟かせ、JPモルガン会長か「伝説のディーラー」と称されたほどの方です。


3. 内容

・現在の日銀の異次元緩和は政府の借金を肩代わりする、財務政策上の禁じ手である「財政ファイナンス」

・2%のインフレ目標達成後、インフレ抑制のための手法である、①日銀保有国債の圧縮、②政策金利増、はいずれも日銀の財務状況を大幅に悪化させ倒産リスクを高めてしまうものであり、もはや異次元緩和に出口はない

・このような状況下、日銀は世界の信用を失い、円は投げ売りされ、円暴落、ハイパーインフレが起こるのは時間の問題である。

・こういった事態に備えるために、今は皆ドルを買うべし!


4. 感想

・個人的には、日本の金融政策に関してとても分かりやすい説明がされており、とても勉強になった一冊でした。

・よくニュースで「異次元緩和」、「黒田バズーカ」などといった言葉が飛び交いますが、具体的にどのようなことが起こっているのかという説明が今までほとんどなかったと思います。

・この本では、具体的に何が起こっているのか、緩和が行われる中での日銀と政府と民間銀行の立ち位置、を素人でもわかりやすいようにかみ砕いて丁寧に説明しております。

・また、具体的なデータを使いながら、なぜ日本では緩和が必要なのか、なぜ異次元緩和に出口がないのかというのを筋道立ててわかりやすく説明しており、ハイパーインフレという我々には実感のわかないような出来事が起こってしまうことに関して、納得感のある論理的な説明をされています。

・印象的だったのは、日銀関係者と直接対話をできる藤巻氏によると、日銀関係者自身も「異次元緩和は失敗だった」と半ば認めるような発言をしているということです。メディアではそのようなことは一切流されておりませんが、もしこれが本当だとしたら我々は日銀に騙されていることになり、日銀の言っていることは疑ってかかる必要があると思いました。

・また、こういった状況に備えるための対策として、「ドルを買うべし」という一言では済ませず、具体的にどのような形でドルを保有した方が良いかなどの対策も丁寧に説明されております。

・一方で、「ハイパーインフレ、円暴落」というのは、長らく言われ続けていて、いっこうに起こっていないというのも事実です。
これとは逆に「今後もデフレは止められず、更なる円高だ!」という主張もあるので、反対意見の根拠も理解しながら、慎重に考えていく必要があります!
実際にこの前、FX専業トレーダーの友人に聞いたら、異次元緩和が出口に向かった瞬間に、日米金利差縮小で大幅な円高になるよ!、とのことでした。。

・ただ繰り返しになりますが、この本は日本の金融政策に関して具体的になにが起こっているのかが非常にわかりやすく書いてあるので、そういった部分を理解するためにはとても勉強になる本ですので、是非お勧めいたします。



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最新決算年
純利益
(百万ドル)
PER
アップル (AA+) 138 159.88 16%  高 5年 825,817 45,687 18.08
マイクロソフト (AAA) 56 75.31 34%  高 15年 581,432 16,798 34.61
ジョンソン エンド ジョンソン (AAA) 104 134.55 29%  高 54年 361,132 16,540 21.83
エクソンモービル (AA+) 36 80.00 122%  高 34年 338,968 7,840 43.24
JPモルガン・チェース (-) 79 91.55 16%  高 6年 322,161 24,733 13.03
ウォルマート (AA) 122 80.29 -34%  安 44年 239,842 13,643 17.58
P&G (AA-) 78 93.21 20%  高 60年 237,687 10,508 22.62
シェブロン (AA-) (※) 114.49
29年 216,959 -497 NA
ファイザー (AA) 36 35.34 -2%  安 7年 210,179 7,215 29.13
GE (AA-) 16 23.92 50%  高 207,098 8,831 23.45
コカ・コーラ (AA-) 33 46.13 40%  高 54年 196,758 6,527 30.15
ベライゾン (BBB+) 56 47.79 -15%  安 12年 194,955 13,608 14.33
VISA (A+) 33 105.19 219%  高 9年 192,431 5,991 32.12
ユナイテッドヘルス (A+) 136 198.09 46%  高 7年 191,525 7,017 27.29
ホームデポ (A) 68 158.41 133%  高 7年 186,736 7,957 23.47
メルク (AA) 55 66.09 20%  高 6年 180,251 3,920 45.98
インテル (A+) 35 37.00 6%  高 174,233 10,316 16.89
シスコシステムズ (AA-) 42 32.44 -23%  安 6年 162,202 9,609 16.88
ウォルトディズニー (A) 51 98.62 93%  高 152,218 9,391 16.21
ボーイング (A) 155 249.38 61%  高 6年 147,404 4,895 30.11
IBM (AA-) 213 144.94 -32%  安 21年 135,075 11,872 11.38
3M (AA-) 107 213.22 99%  高 58年 127,243 5,050 25.20
マクドナルド (BBB+) 74 157.05 112%  高 41年 127,210 4,687 27.14
ユナイテッドテクノロジーズ (A-) 55 112.99 105%  高 23年 90,228 5,055 17.85
ゴールドマンサックス (A+) 241 225.03 -7%  安 6年 87,059 7,398 11.77
アメリカンエクスプレス (BBB+) 73 86.94 19%  高 5年 76,853 5,408 14.21
デュポン (A-) 16 84.72 430%  高 73,521 2,513 29.26
キャタピラー (A) 49 121.30 148%  高 23年 71,685 -67 NA
ナイキ (AA-) 37 53.77 45%  高 15年 70,554 3,760 18.76
トラベラーズ (-) 192 120.63 -37%  安 12年 33,287 3,014 11.04
(※)シェブロンは過去対象期間のフリーキャッシュフローがマイナスの為理論株価計算不可









NYダウ平均株価 17,141.97 22,268.34 30%  高 - 6,212,703 279,219 22.25
(※)シェブロンは理論株価計算不可のため、現在株価を使用。

以上

りろんかぶお

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[ 2017/09/18 11:55 ] 13.株式投資お勧め本 | TB(-) | CM(0)

【シスコシステムズ】世界最大のPCネットワーク機器メーカーの理論株価は?(2017年)

rogo-2017-CSCO.png


こんにちは!
バフェット部のりろんかぶおです!

このブログではあらゆる企業の財務分析及び理論株価を広く共有し、
「どの銘柄を、いつ買えばいいのか?」の判断材料の一つとしていただくことを目的としております!

今回の銘柄は世界最大のPCネットワーク機器メーカー

シスコシステムズ

です!

シスコシステムズは、ルータ、スイッチ、セキュリティ、無線LAN、ビデオ会議端末、サーバ等の
様々な装置を販売し、その殆どの製品分野で全世界の約50%以上のシェアを占めている会社です。

シスコシステムズは1984年に設立された比較的新しい企業ですが、
ITバブル真っ盛りの2000年には、時価総額が50兆円を超え、
時価総額世界No 1になった企業でもあります!

そんなシスコシステムズの過去10年間の株価推移は以下の通り(Yahooファイナンス抜粋)。
kabuka-2017-CSCO.png
今回も以下の順でシスコシステムズ株を分析していきます。

目次
1.財務分析
2.理論株価
3.結論

詳細

1.財務分析
(1)売上高・純利益推移


uriage-2017-CSCO.png
売上高は5兆円程、純利益は1兆円程で非常に安定してますね。

冒頭でも説明の通り、シスコ製品は世界中で圧倒的シェアを誇り、
強力なブランド力を持っている企業です。

売上高構成比率を見てみましょう。
uriagekousei-2017-CSCO.png
シスコの稼ぎ頭は主にスイッチルータですね。

スイッチとは、通信・ネットワークの分野では、
データの宛先を見て関連する先にのみ転送を行う機能を持った中継・集線装置のことを言うそうです。

また、ルータの主な機能は、その名のとおりに経路(ルート)の計算で、
あるネットワークから別のネットワークに到達するためには、
どのような経路を選択すべきであり、受け取ったパケットをどこに転送するかを決めることのようです。
(詳しくはシスコHPご参照)

IT関連あまり詳しくないので、なんともピンときませんが、
確かに家で無線LANを飛ばす時にルータをおいてますね。

ネットワークの分野ではとても重要な機器のようです。

今後もインターネットは世界中でどんどん拡大していくでしょうから。
こういったネットワーク関連機器の販売で圧倒的なシェアを誇るシスコ製品は
今後も売上を拡大していくことと思われます。

次に地域別売上高です。
uriagearea-2017-CSCO.png
北中南米が半分以上を占めますが、
世界でまんべんなく売り上げているようで、
世界的な地位の高さがうかがえます。


(2)配当金推移

haito-2017-CSCO.png
配当利回りは、2017年9月13日現在で

3.65%!

シスコシステムズは連続増配年数6年ではありますが、
強固なビジネスを持っており、利益も安定して成熟期に突入している感もあるので
今後の株主還元は期待できそうですね。


2.理論株価


それでは、お待ちかねの理論株価です!

理論株価の計算には、
M&Aのファイナンシャルアドバイザーなどがメインで使用するDiscounted Cash Flow(DCF法)を使います。

シスコシステムズの過去5年のフリーキャッシュフローの平均が、
今後も永久に続くと仮定した場合、
DCF法による理論株価は、










なんと

42ドルとなります!!(2017年9月13日現在32.14ドル)

※昨日迄38ドルと掲載しておりましたが、2017年7月29日付で年間決算が発表されましたので、最新の数字を使って再計算しております。

※DCF法の概要説明はこちら!

これが適正株価だとすると、
現在の株価は23%割安ということになります!!

財務分析をしてみて、改めて素晴らしい企業だなと感じましたが、
割安に放置されていますね!!

ITバブル時のシスコ株大暴落で痛い目にあった投資家がたくさんいるので、
手の出しづらい銘柄なのかもしれませんね。


3.結論


・シスコシステムズは世界最大のコンピュータネットワーク機器開発会社で、スイッチとルータ等多くの製品で世界シェア50%以上。

・2017年は売上48,005百万ドル、純利益9,609百万ドル。

・配当利回りは3.65%(2017年9月13日現在)、6年連続増配、配当性向11%。

・理論株価は42ドル(2017年9月13日現在32.14ドル)で23%割安。

強力なブランド力、成長する業界、世界での圧倒的なシェア等、
とても魅力的な企業であり、現在割安なので購入検討の価値ありですね!

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割高度
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(百万ドル)
(2017/9/13時点)
最新決算年
純利益
(百万ドル)
PER
(時価総額÷純利益)
S&P格付
(2016年末時点)

アップル 138 158.98 15%  割高 5年 821,168 45,687 17.97 AA+
マイクロソフト 56 74.8 34%  割高 15年 577,495 16,798 34.38 AAA
ジョンソン エンド ジョンソン 104 132.36 27%  割高 54年 355,254 16,540 21.48 AAA
エクソンモービル 36 79.66 121%  割高 34年 337,528 7,840 43.05 AA+
JPモルガン・チェース 79 90.44 14%  割高 6年 318,255 24,733 12.87 -
P&G 78 93.69 20%  割高 60年 238,911 10,508 22.74 AA-
ウォルマート 122 79.93 -34%  割安 44年 238,767 13,643 17.50 AA
シェブロン (※) 112.57
29年 213,320 -497 NA AA-
ファイザー 36 35.41 -2%  割安 7年 210,596 7,215 29.19 AA
GE 16 24 50%  割高 207,791 8,831 23.53 AA-
コカ・コーラ 33 46.75 42%  割高 54年 199,403 6,527 30.55 AA-
VISA 33 105.85 221%  割高 9年 193,639 5,991 32.32 A+
ユナイテッドヘルス 136 198.75 46%  割高 7年 192,163 7,017 27.39 A+
ベライゾン 56 46.81 -16%  割安 12年 190,957 13,608 14.03 BBB+
ホームデポ 68 160.72 136%  割高 7年 189,460 7,957 23.81 A
メルク 55 65.42 19%  割高 6年 178,424 3,920 45.52 AA
インテル 35 36.13 3%  割高 170,136 10,316 16.49 A+
シスコシステムズ 42 32.14 -23%  割安 6年 159,156 9,609 16.56 AA-
ウォルトディズニー 51 98.26 93%  割高 151,662 9,391 16.15 A
ボーイング 155 239.61 55%  割高 6年 141,629 4,895 28.93 A
IBM 213 145.66 -32%  割安 21年 135,746 11,872 11.43 AA-
マクドナルド 74 157.44 113%  割高 41年 127,526 4,687 27.21 BBB+
3M 107 209.78 96%  割高 58年 125,190 5,050 24.79 AA-
ユナイテッドテクノロジーズ 55 110.03 100%  割高 23年 87,865 5,055 17.38 A-
ゴールドマンサックス 241 225.36 -6%  割安 6年 87,186 7,398 11.79 A+
アメリカンエクスプレス 73 86.51 19%  割高 5年 76,473 5,408 14.14 BBB+
デュポン 16 84.72 430%  割高 73,521 2,513 29.26 A-
キャタピラー 49 120.51 146%  割高 23年 71,218 -67 NA A
ナイキ 37 53.51 45%  割高 15年 70,213 3,760 18.67 AA-
トラベラーズ 192 121.96 -36%  割安 12年 33,655 3,014 11.17 -
(※)シェブロンは過去対象期間のフリーキャッシュフローがマイナスの為理論株価計算不可










NYダウ銘柄以外の主要バフェット銘柄
ウェルズファーゴ 55 51.32 -7%  割安 6年 254,749 21,938 11.61 A
フィリップス66 32 85.87 168%  割高 5年 43,923 1,555 28.25 BBB+










上記以外の りろんかぶお銘柄
AT&T 50 36.51 -27%  割安 33年 224,171 12,976 17.28 BBB+











以上

りろんかぶお

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※当ブログで紹介する理論株価は、いくつかの前提条件をりろんかぶおが独自に設定している為、その前提条件次第では計算結果が異なってきます。また当ブログは、投資に関する情報を掲載していますが、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。また、読者が当ブログの情報を用いて行う投資判断の一切について責任を負うものではありません。


[ 2017/09/13 22:46 ] 5.理論株価&財務分析 | TB(-) | CM(0)

【フィリップス66】バフェットポートフォリオの7番手の理論株価は?

rogo-2016-PSX.png



こんにちは!
バフェット部のりろんかぶおです!

このブログではあらゆる企業の財務分析及び理論株価を広く共有し、
「どの銘柄を、いつ買えばいいのか?」の判断材料の一つとしていただくことを目的としております!

今回の銘柄は「投資の神様ウォーレン・バフェット」のポートフォリオの中で、
ここ数年バフェットがコツコツ買い続け、
ついにポートフォリオの中でも7番目に保有比率の高い銘柄となった

フィリップス66

です!

フィリップス66は
2012年4月にコノコフィリップスの中位・下位事業がスピンオフされて
分離独立した企業で、石油精製と石油製品の販売を行う会社です。

そんなフィリップス66の過去10年間の株価推移は以下の通り(Yahooファイナンス抜粋)。
kabuka-2016-PSX_convert_20170911113258.png
今回も以下の順でフィリップス66株を分析していきます。

目次
1.財務分析
2.理論株価
3.結論

詳細

1.財務分析
(1)売上高・純利益推移


uriage-2016-PSX.png
売上高推移をみると2015年・2016年に大きく落ち込んでいます

これは、2014年後半から石油価格が大幅に下落したためです。

米国の原油価格指標となるWTI価格は、
2014年半ばまで100ドル近辺で取引されていたものの、
2014年後半に大暴落し、一時期70%以上も値を下げました

これにより、石油製品販売を主力とするフィリップス66の売上高は大きく下落しているのです。

純利益推移をみると、こちらも大幅に悪化しております。

これは販売製品の価格も下落してしまったために、
各製品のマージンが減少したことが原因です。

次に純利益構成比率です。
uriagekousei-2016-PSX.png
石油製品販売、化学品分野が多いですね。

2015年までは、石油精製が最も比率が高かったのですが、
マージンの減少によって、かなり利益が減ってしまっております。


(2)配当金推移

haito-2016-PSX.png
配当利回りは、2017年9月11日現在で

3.33%!

フィリップス66は2012年にConoco Phillipsからのスピンオフで誕生した会社ですが、
一応それ以降、毎年増配は続けております。

今後の、配当及び自社株買いで株主還元に対する姿勢が問われるところですね。


2.理論株価


それでは、お待ちかねの理論株価です!

理論株価の計算には、
M&Aのファイナンシャルアドバイザーなどがメインで使用するDiscounted Cash Flow(DCF法)を使います。

フィリップス66の過去5年のフリーキャッシュフローの平均が、
今後も永久に続くと仮定した場合、
DCF法による理論株価は、










なんと

32ドルとなります!!(2017年9月11日現在84.70ドル)

※DCF法の概要説明はこちら!

これが適正株価だとすると、
現在の株価は165%割高ということになります。。


3.結論


・2012年4月にコノコフィリップスの中位・下位事業がスピンオフされて分離独立した企業で、石油精製と石油製品の販売を行う会社。

・2016年は売上85,777百万ドル、純利益1,555百万ドル。

・配当利回りは3.33%(2017年9月11日現在)、5年連続増配。

・理論株価は32ドル(2017年9月11日現在84.70ドル)で165%割高。

以上を見る限りではあまり好んで投資したくなるような銘柄ではないと感じてしまいますが、
バークシャーハサウェイが大量購入しているのには理由があるはずなので、今後も要チェックです♪

理論株価一覧
(一覧表は随時アップデート中!最新版はこちら!)

Untitled spreadsheet
NYダウ銘柄
企業名 理論株価
(ドル)
現在株価
(ドル)
(2017/9/9現在)
割安度
割高度
連続増配
(2016年迄)
(5年以上のみ)
時価総額
(百万ドル)
(2017/9/9時点)
S&P格付
(2016/12/31時点)

アップル 138 158.63 15%  割高 5年 819,360 AA+
マイクロソフト 56 73.98 32%  割高 15年 571,164 AAA
ジョンソン エンド ジョンソン 104 130.98 26%  割高 54年 351,550 AAA
エクソンモービル 36 78.82 119%  割高 34年 333,969 AA+
JPモルガン・チェース 79 88.42 12%  割高 6年 311,147 -
P&G 78 92.84 19%  割高 60年 236,743 AA-
ウォルマート 122 78.88 -35%  割安 44年 235,630 AA
シェブロン (※) 110.78
29年 209,928 AA-
GE 16 23.82 49%  割高 206,232 AA-
ファイザー 36 34.1 -5%  割安 7年 202,805 AA
コカ・コーラ 33 46.3 40%  割高 54年 197,484 AA-
ユナイテッドヘルス 136 197.75 45%  割高 7年 191,197 A+
VISA 33 104.43 216%  割高 9年 191,041 A+
ホームデポ 68 159.66 135%  割高 7年 188,210 A
ベライゾン 56 46.11 -18%  割安 12年 188,102 BBB+
メルク 55 64.27 17%  割高 6年 175,287 AA
インテル 35 35.19 1%  割高 165,710 A+
シスコシステムズ 38 31.48 -17%  割安 6年 157,402 AA-
ウォルトディズニー 51 97.07 90%  割高 149,826 A
ボーイング 155 238.78 54%  割高 6年 141,139 A
IBM 213 142.45 -33%  割安 21年 132,755 AA-
マクドナルド 74 159.71 116%  割高 41年 129,365 BBB+
3M 107 205.69 92%  割高 58年 122,749 AA-
ユナイテッドテクノロジーズ 55 109.55 99%  割高 23年 87,506 A-
ゴールドマンサックス 241 217.21 -10%  割安 6年 84,033 A+
アメリカンエクスプレス 73 84.25 15%  割高 5年 74,475 BBB+
デュポン 16 84.72 430%  割高 73,521 A-
キャタピラー 49 117.82 140%  割高 23年 69,628 A
ナイキ 37 52.2 41%  割高 15年 68,494 AA-
トラベラーズ 192 119.76 -38%  割安 12年 33,047 -
(※)シェブロンは過去対象期間のフリーキャッシュフローがマイナスの為理論株価計算不可








NYダウ銘柄以外の主要バフェット銘柄
ウェルズファーゴ 55 49.58 -10%  割安 6年 246,112 A
フィリップス66 32 84.7 165%  割高 5年 43,324 BBB+








上記以外の りろんかぶお銘柄
AT&T 50 35.59 -29%  割安 33年 218,522 BBB+









以上

りろんかぶお

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※当ブログで紹介する理論株価は、いくつかの前提条件をりろんかぶおが独自に設定している為、その前提条件次第では計算結果が異なってきます。また当ブログは、投資に関する情報を掲載していますが、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。また、読者が当ブログの情報を用いて行う投資判断の一切について責任を負うものではありません。


[ 2017/09/11 11:36 ] 5.理論株価&財務分析 | TB(-) | CM(0)

【ウェルズファーゴ】バフェットの永久保有銘柄の理論株価は?

rogo-2016-WFC.png


こんにちは!
バフェット部のりろんかぶおです!

このブログではあらゆる企業の財務分析及び理論株価を広く共有し、
「どの銘柄を、いつ買えばいいのか?」の判断材料の一つとしていただくことを目的としております!

今回の銘柄は米国で第二位の銀行、

ウェルズファーゴ

です!

ウェルズファーゴは「投資の神様ウォーレン・バフェット」のポートフォリオの中でも
ビッグ4と呼ばれる銘柄の一つで

ポートフォリオ比率でも2番目に位置しております。

ウェルズファーゴは堅実な経営方針で、
バフェットが「永久保有銘柄」と認定する銘柄です。

そんなウェルズファーゴの過去10年間の株価推移は以下の通り(Yahooファイナンス抜粋)。
kabuka-2016-WFC.png
今回も以下の順でウェルズファーゴ株を分析していきます。

目次
1.財務分析
2.理論株価
3.結論

詳細

1.財務分析
(1)売上高・純利益推移


uriage-2016-WFC.png
直近5年間、売上高・純利益は非常に安定しておりますね!

ウェルズファーゴの収入源は、大きく以下2つ。

① 債券、貸付、住宅ローン等の利息収入

② 預貯金、カード、保険などの手数料収入

これらの安定した収入源で、9兆円もの売上を計上しており、

今後も安定した利益を上げていくことが容易に想像できますね。

次に純利益構成比率です。
uriagekousei-2016-WFC.png

個人向けが多いですね!

これは個人が貯金したお金の運用益や、個人向け住宅ローン収入などになります。

りろんかぶおは現在米テキサス州に住んでおりますが、
テキサスでは街中にウェルズファーゴがあります。

一方で、最大手のJPモルガンはほとんど見ないのですが、
以前ニューヨークに旅行した時は、JPモルガンだらけでした。

恐らく各社、強い州と弱い州があるのでしょうね。

また、ウェルズファーゴは売上のほとんどが米国に依存しております。
地理的なポートフォリオとしては少し微妙ですね。


(2)配当金推移

haito-2016-WFC.png
配当利回りは、2017年9月9日現在で

3.13%!

ウェルズファーゴは連続増配も6年のみで、
他の連続増配銘柄と比べると見劣りしますね。

ただ、ウェルズファーゴは自社株買いを積極的に行っている会社で
直近3年間では以下の通り自社株買いをしております。

単位:百万ドル
2014年:9,414
2015年:8,697
2016年:8,116

自社株買いを行うと、企業の価値が一定のまま市場に出回っている株数が減るので、
理論的には株価が上がるので、これも配当と同じく重要な株主還元になります。

更に、株数が減るとその後の配当総額が同じだとしても、一株当たりの配当金額が上がるので、
バフェットは配当よりもこの自社株買いをする企業を好みます。


2.理論株価


それでは、お待ちかねの理論株価です!

理論株価の計算には、
M&Aのファイナンシャルアドバイザーなどがメインで使用するDiscounted Cash Flow(DCF法)を使います。

ウェルズファーゴの過去5年のフリーキャッシュフローの平均が、
今後も永久に続くと仮定した場合、
DCF法による理論株価は、










なんと

55ドルとなります!!(2017年9月9日現在49.58ドル)

※DCF法の概要説明はこちら!

これが適正株価だとすると、
現在の株価は10%割安ということになります!!


3.結論


・ウェルズファーゴは米国2位の商業銀行で、バフェットの永久保有銘柄の一つ。

・2016年は売上88,267百万ドル、純利益21,938百万ドル。

・配当利回りは3.13%(2017年9月7日現在)、6年連続増配。積極的に自社株買いを行う会社。

・理論株価は55ドル(2017年9月9日現在49.58ドル)で10%割安。

ウェルズファーゴは、バフェットが認める企業でもありますし、
割安のうちに購入を検討したい銘柄ですね。

理論株価一覧
(一覧表は随時アップデート中!最新版はこちら!)

Untitled spreadsheet
NYダウ銘柄
企業名 理論株価
(ドル)
現在株価
(ドル)
(2017/9/9現在)
割安度
割高度
連続増配
(2016年迄)
(5年以上のみ)
時価総額
(百万ドル)
(2017/9/9時点)
S&P格付
(2016/12/31時点)

アップル 138 158.63 15%  割高 5年 819,360 AA+
マイクロソフト 56 73.98 32%  割高 15年 571,164 AAA
ジョンソン エンド ジョンソン 104 130.98 26%  割高 54年 351,550 AAA
エクソンモービル 36 78.82 119%  割高 34年 333,969 AA+
JPモルガン・チェース 79 88.42 12%  割高 6年 311,147 -
P&G 78 92.84 19%  割高 60年 236,743 AA-
ウォルマート 122 78.88 -35%  割安 44年 235,630 AA
シェブロン (※) 110.78
29年 209,928 AA-
GE 16 23.82 49%  割高 206,232 AA-
ファイザー 36 34.1 -5%  割安 7年 202,805 AA
コカ・コーラ 33 46.3 40%  割高 54年 197,484 AA-
ユナイテッドヘルス 136 197.75 45%  割高 7年 191,197 A+
VISA 33 104.43 216%  割高 9年 191,041 A+
ホームデポ 68 159.66 135%  割高 7年 188,210 A
ベライゾン 56 46.11 -18%  割安 12年 188,102 BBB+
メルク 55 64.27 17%  割高 6年 175,287 AA
インテル 35 35.19 1%  割高 165,710 A+
シスコシステムズ 38 31.48 -17%  割安 6年 157,402 AA-
ウォルトディズニー 51 97.07 90%  割高 149,826 A
ボーイング 155 238.78 54%  割高 6年 141,139 A
IBM 213 142.45 -33%  割安 21年 132,755 AA-
マクドナルド 74 159.71 116%  割高 41年 129,365 BBB+
3M 107 205.69 92%  割高 58年 122,749 AA-
ユナイテッドテクノロジーズ 55 109.55 99%  割高 23年 87,506 A-