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スターバックスビジネスの競争力が永続すると思う理由

こんにちは!バフェット部のりろんかぶおです。

バフェットの投資哲学の一つに「将来にわたり長期的に好ましい業績が見込める企業」というものがあります。
バフェットはこのような企業を見分けるポイントとして、ビジネスの周りに深い「堀」=永続する競争力をもっているかどうかという点を重要視しております。
(詳しくは以下の記事ご参照)

「バフェットの4つの投資戦略に学ぶ!~城の周りの「堀」の正体~」

今回は、りろんかぶおが独断と偏見で選んだ「競争力が永続しそうな企業」を紹介していきたいと思います。

今回の銘柄は皆さんご存知のスターバックス(以下“スタバ”)です。
タイトルにある通りスタバの競争力は永続すると思います!(りろんかぶお個人の意見!!)

この考えの根幹は、自分自身がカフェなら絶対スタバを選ぶし、今後もスタバを選び続けると思うからです。
ついでに言うと、自分の周りの人もカフェならスタバという人が大半ですし、米国駐在時にも感じましたがアメリカ人もスタバは大好きです。

何となく理由が軽いと思うかもしれませんが、自分が消費者として買っている「モノ」や客として受けている「サービス」は、それらの良し悪しを自分自身でわかっているので、提供する企業のビジネスの本質を理解しやすいです。もし、一生使い続けると自分自身が思える特定の企業のモノやサービスというものがあれば、その企業は永続する競争力を持っている可能性が高いです。

スタバに関して以下の順で考察していきます。

1. スタバを選ぶ理由からひも解くスタバの戦略
2. スタバビジネスの競争力
3. 今後の成長性~長期投資の観点~
4. まとめ






1. スタバを選ぶ理由からひも解くスタバの戦略


我々スタバ信者はなぜスタバに行きたくなるのでしょうか?
りろんかぶお自身がスタバを選ぶ最大の理由は「スタバの上質な空間に身を置いて時間を過ごしたいから」です

多くの人にとって、理由はだいたい同じなのではないでしょうか。

この理由の裏に隠されたスタバの戦略を見ていきます。

これは有名な話ですがスタバは自社を、単にコーヒーを売るお店ではなく、「友人や職場の同僚などと日常的に時間を共に過ごせる、家でも職場でもないThird Place(第三の場所)を提供するお店」、と表現しております。

また、スタバはそのようなThird Placeで“Starbucks Experience”を体感してもらうことが自社の価値であるとしております。
“Starbucks Experience”とは、上質なコーヒー、最上の顧客サービス、地域文化・個性を反映する洗練された内装、最高の音楽、等、スタバの空間で味わえる全てを指します。
レジで払う金額には、コーヒーの代金のみならずこれらの要素に関する代金も含まれているので、スタバでは少しコーヒー代が高めに設定されています。

スタバは、上質なコーヒーを提供するために、コーヒー豆の調達には高い選別基準を設け世界中から調達し、最上の顧客サービスを提供するために社員教育を徹底し、それぞれの地域文化・個性を反映した上質な空間を提供するために各地域にデザインスタジオを保有しています。つまり自社の商品である“Starbucks Experience”の価値を高めるために徹底した企業努力がなされているのです。

こういったスタバの取り組みが、目には見えない価値を生み出し高いブランドに結び付き、ロイヤリティの高い顧客が増殖していきます。

このように、スタバが選ばれる理由にはスタバの練りに練られた戦略があるのです。

ちなみに米Interbrand社による、2017年の企業ブランド価値ランキングTop 100では、アップルやグーグル、ベンツ等の並み居る有名企業がひしめく中、スタバは堂々の60位で、飲食業としてはマクドナルド(12位)に次ぐ2番目です!これからもスタバのブランド力の強さがうかがえます。

http://interbrand.com/best-brands/best-global-brands/2017/ranking/


2. スタバビジネスの競争力


カフェというのはコーヒーを飲んでゆっくりしたいという人が行く場所なので、「居心地の良い空間で時間を過ごしたい」という顧客ニーズがあるはずですが、これはとてもあいまいで、明確な答えがないニーズです。

しかし、スタバは“Starbucks Experience”を磨き上げることでこの難しい顧客ニーズを満たし世界中でスタバブランドを確立することに成功しました。更に、“Starbucks Experience”は複数の要素が複雑に絡み合ったサービスですので、競合他社がこれをまねることは不可能で価格競争に巻き込まれることもないと考えられます。

これをすれば顧客ニーズを満たせるという明確な答えがない領域だからこそ、そもそもこの領域で成功することは難しいですし、既に地位を確立して顧客から信頼を勝ち取ったスタバに対抗できる企業というのは今後出てこないのではないかと思うのです。

これがスターバックスビジネスの競争力が永続すると思う最大の理由です。


3. 今後の成長性~長期投資の観点~


以下表はスタバの全世界の店舗数推移になります。
ご覧の通りスタバは今でも店舗を拡大し続けており、北米、欧州、日本等の成熟した市場に加えて、中国などのまだまだ開拓しきれていない新しい市場でも急激に店舗数を伸ばしております。

Untitled spreadsheet
スタバ店舗数推移(ライセンス契約店含)

2013年 2014年 2015年 2016年
米国 11,457 11,962 12,521 13,172
中国 1,017 1,367 1,811 2,381
日本 1,000 1,060 1,073 1,140
カナダ 1,337 1,445 1,358 1,399
その他 4,956 5,532 6,280 6,993
全体 19,767 21,366 23,043 25,085








スタバのコーヒーは高価格設定なため、サービスの対象は豊かな国となりますが、逆に言えば世界が豊かになっていくことで市場規模がどんどん拡大していくビジネスとも言えます。

そういった市場で、他社にはまねできない価値を提供していくことで、スタバは今後も企業価値を拡大していくと思います。


4. まとめ


このような理由から、りろんかぶおとしてはスターバックスのビジネスは永続すると思いますし、今後も拡大していくと思うので、長期保有にはぴったりの銘柄だと思います。

但し、このような素晴らしい企業でも割高価格で株式を購入してしまっては利益を得ることはできないので、しっかりと適正価格以下で購入することが必須になってきます。スターバックスの理論株価及び財務分析は以下の記事をご参照ください。

【スターバックス】 世界で最も有名なカフェテリアの理論株価は?


NYダウ銘柄理論株価一覧最新版はこちらご参照ください!

以上

りろんかぶお

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※当ブログで紹介する理論株価は、いくつかの前提条件をりろんかぶおが独自に設定している為、その前提条件次第では計算結果が異なってきます。また当ブログは、投資に関する情報を掲載していますが、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。また、読者が当ブログの情報を用いて行う投資判断の一切について責任を負うものではありません。

[ 2017/11/30 10:07 ] 9.りろんかぶおのお勧め銘柄 | TB(-) | CM(0)
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プロフィール

りろんかぶお

Author:りろんかぶお
【名前】:りろんかぶお
【出身】:千葉
【性格】:感情の起伏ゼロ。声低め。
【学歴】:東京大学大学院卒
【職業】:総合商社(M&A等)
【資格】:証券アナリスト
【趣味】:投資・麻雀・ランニング
【目標】:1億円を貯めて配当生活
【投資方針】:米国連続増配銘柄への長期投資
【投資デビュー】:大学3年生(小遣い稼ぎのつもりがぼろ負け。。)

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